女性ホルモン向上ラボ

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その更年期の症状、ホルモンバランスの崩れが原因です!

      2015/11/29

ホルモンバランスの乱れは、多くの不調を引き起こすと言われています。
本サイトでも、女性ホルモンのバランスを崩すと起こる不調や、その改善方法についてこれまでもお話ししてきました。

 

更年期やプレ更年期では、自分の生活内容や、仕事上のストレスなどの原因がなくとも、体内で分泌される女性ホルモンの減少により、自然とホルモンバランスが崩れやすくなっています。
では、実際にホルモンバランスが崩れた状態になると、どのような障害が発生するのかまとめましたので、参考になさってください。

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ふたつの女性ホルモン、エストロゲンとプロゲステロン

女性ホルモン向上ラボ

よく聞く『女性ホルモン』という言葉。この女性ホルモン、2つのホルモンのことを指しています。

 

1つはエストロゲン。このエストロゲンは、さらにエストロン、エストラジオール、エストリオールという3種類に分けられます。このうち、女性ホルモンとして強い作用をもつのはエストロンとエストラジオールです。エストリオールは、排泄型の女性ホルモンと言われ、前者2つのホルモンに比べ、弱い活性しか持っていません。

 

もうひとつの女性ホルモンはプロゲステロン。おおまかな言い方をすると、エストロゲンは主たる女性ホルモンであるのに対し、プロゲステロンはエストロゲンの作用を中和するホルモンです。

 

プロゲステロンは、生理周期にだけ分泌されるホルモンで、排卵をともなわない生理周期では、たとえ生理がみられてもプロゲステロンの分泌は起こりません。

 

エストロゲンの役割

女性ホルモンのエストロゲンは、私たち女性の体内で、重要な働きを担っています。その働きをご紹介します。

 

  • 膣の粘膜に作用…膣の粘膜の表層細胞を丈夫にし、細菌の繁殖を防ぐ。
  • 子宮に作用…子宮内膜を増殖させ、赤ちゃんを育てる。
  • おりものを分泌…子宮膣部から粘液の分泌を促し、排卵期に精子が子宮内に入り込むのを容易にする。
  • 乳腺の発育をうながす。
  • 外陰部の発育をうながす。
  • 思春期の女性に対して、骨の量を増やすと同時に骨の成長をとめる。
  • 性成熟期の女性(思春期以降、更年期前の女性)に対して、骨に作用し、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を防ぐ。
  • コレステロール値を下げ、動脈硬化を防ぐ。
  • 皮膚に作用…コラーゲンの生産を増やし肌をみずみずしく保つ。

これは、エストロゲンの働きのごく一部です。そのほかにも、内分泌臓器や中枢神経に作用し、多くの生理現象に関わっています。

 

 

プロゲステロンの役割

プロゲステロンにも、様々な働きがあります。

  • 子宮内膜に作用…子宮内膜を分泌期へと導き、子宮の収縮を抑制する。それにより、受精した卵が子宮内で着床し、妊娠を継続できる。また、子宮内膜の悪性化、すなわちがん化を防ぐ。
  • 体温を上昇させる。
  • 水分をためる。

また、排卵後、生理前の時期に、精神的にうつ状態になる女性がいますが、これもプロゲステロンの働きによるものです。

 

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ホルモンバランスの崩れがなぜ体の不調や障害へつながるのか

エストロゲンの減少がカギ

上記であげたように、エストロゲンは様々な多くの働きを担っています。
閉経前には、このエストロゲンの存在ありきで身体の機能のバランスが保たれています。

 

そのため、エストロゲンが不足したり、減少すると私たちの身体は新しい環境にあったバランスをとろうとします。このバランスをとろうとするときに、その調節の適応が遅れたり、新しい環境の変化についていけない状況になると、身体のあちこちに異常が発生し、様々な症状としてあらわれるようになるのです。

 

エストロゲン減少による症状や身体の変化

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エストロゲンが減少することにより、私たちの身体にあらわれる急性の症状や、身体の変化として次のようなものが挙げられます。

  • 顔面紅潮(ほてり、ホットフラッシュ)
  • 発汗
  • 不眠
  • 閉経

また、エストロゲンの欠乏が長期化するにしたがい、次のような症状が発生する場合があります。

  • 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)
  • 脂質異常症(高脂血症)
  • 動脈硬化症
  • 委縮性膣炎
  • 尿失禁
  • 皮膚の萎縮

 

エストロゲンは感情や記憶力にも関係

エストロゲン不足は、更年期の精神神経症状の直接的な原因となる可能性もあると言われています。

 

エストロゲンを服用している女性は、認知症の原因と言われる『アルツハイマー病』の発症が少ないという疫学的な研究データが発表されています。
また、婦人科の病気で卵巣を摘出した人口閉経女性が、ホルモン補充療法を受けている場合、受けていない女性に比べ、記憶力が維持されると言われています。

 

まとめ

女性ホルモン向上ラボ

今回の記事では女性ホルモン、特にエストロゲンの減少が私たちの体調や身体の変化に大きく関係していることが分かっていただけたかと思います。
女性ホルモンは永久に私たちの体内で分泌されるものではありませんが、それを補ったり、その変化に適応できるように対応することは可能です。

 

閉経の頃には亡くなる年齢であった50歳前後の女性。衛生環境が向上し、医療も進歩し、栄養不足になることはなくなった現代。今では50歳は人生の中間地点とも言えます。
更年期を迎えてから、まだその先の人生は30年もあるのです。

 

その先の人生を明るく、楽しく、自由に生きていくためにも、自分の体のメカニズムを知って対処していく事が大切だと思います。

 

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