女性ホルモン向上ラボ

女性らしさをアップするには?もっと健康的にキレイになるには?日々研究するアラサー女子のブログ。

*

【ゲンキの時間】尿の色で病気をチェック!6色でガン・膀胱炎・脳腫瘍も分かる

   

女性ホルモン向上ラボ

10月16日放送のTBS『健康カプセル!ゲンキの時間』で紹介された、『あなたは大丈夫!?尿でわかる身体の異変』について詳しくお伝えします!

今回番組では、私たちの生活に密着している尿について特集されました。
実は、尿の色を見るだけで、身体の状態が分かるのだそう。

中には、脳腫瘍まで見つかった人もいるのだとか…。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!

 

スポンサーリンク



尿には身体の情報が満載!

女性ホルモン向上ラボ

1日のトイレ回数は何回から頻尿?

まずは、尿の基礎クイズ。
1日のトイレの回数は何回から頻尿なのでしょうか?

  1. 5回以上
  2. 10回以上
  3. 15回以上

答えは、2の10回以上
意外と少ないような…。
では、さらに尿について詳しく見ていきましょう。

 

尿からなぜ病気が分かるの?

今回、尿と健康の関係について詳しく解説してくださったのは、日本大学医学部附属板橋病院副病院長で泌尿器科部長の高橋悟先生。

 

尿というのは、そもそも血液がこされて外へ出てきたもののことです。
そのため、色々な成分が含まれていたり、色々な情報が入っているのです。

 

尿は腎臓の中にある糸球体と呼ばれる部分で、血液の老廃物などをろ過して作られます。
必要な水分や栄養は尿細管で再吸収され、その残りが膀胱に溜められていくのです。

 

尿沈渣(にょうちんさ)で尿をチェック

女性ホルモン向上ラボ

泌尿器科に行くと、尿検査をすることになりますよね。
実際、どのような検査がされているのでしょうか。

 

尿の検査では、『尿沈渣』と呼ばれる調べ方があります。
これは遠心分離機で500Gもの力をかけます。
それによって、尿の中に含まれる成分を取り出すのです。

 

この尿沈渣の検査では、細胞や白血球などが発見される場合があります。
白血球が多数みられた場合は、尿路のどこかに細菌感染や炎症があると疑われます。
それは膀胱炎となります。

 

また、赤血球と白血球が見られる場合は、血尿です。
最悪の場合は膀胱がんなどの疑いも出てきます。
尿でなんでも分かってしまうんですね。

 

 

 

尿の色でセルフチェック!

女性ホルモン向上ラボ

では、実際に尿の色別に疑われる病気を見ていきましょう。
尿の色は大きく分けて6種類。
普段から尿をセルフチェックすることを心掛けましょう!

 

黄色・麦わら色の尿

普段、私たちがよく見るのが黄色い尿ですよね。
尿の原料となる血液は、血液中の赤血球が寿命を迎えると、肝臓で分解されてビリルビンという物質に変化します。
ビリルビンが腎臓で一部酸化すると、黄色いウロクロームという物質になります。
このウロクロームが、尿が黄色になる正体なのです。

 

ウロクロームが尿中に出てくる量は、だいたい1日分が決まっています。
そのため、飲んだ水の量が少なかったり、多かったりすると、尿の黄色の濃淡が変化してきます。

 

無色・色が薄い尿

水を特別多く飲んでいるわけでもないのに、尿が薄い黄色だったり無色に近い場合は、病気の可能性もあります。
それは、尿崩症(にょうほうしょう)と呼ばれる病気です。

 

尿の量を調節しているのが、脳で作られる抗利尿ホルモンと呼ばれる物質です。
しかし、このホルモンが腎臓で効かなくなってしまったり、分泌量が減ると、大量の尿が出てしまうことになります。
これが、尿崩症です。

 

通常、尿の量は1日に1.5リットルほどと言われていますが、尿崩症の場合は1日3リットル以上も出てしまうのです。
水をたくさん飲んでいないのに、尿がたくさんでるという人は要注意です。

 

抗利尿ホルモンは、脳の視床下部で作られています。
そのあたりに腫瘍ができると、ホルモンの分泌にも影響がでます。
それが尿崩症の症状として現れる場合もあるのです。

 

また、糖尿病の場合も尿の量が増え、色が薄くなるケースがあります。
症状が気になるという方は、一度専門医に相談してみましょう。

 

乳白色の尿

次は、乳白色に濁っている尿です。
これは膿尿(のうにょう)と呼ばれ、白血球がたくさん出ている状態です。

 

痛みがあり、乳白色の尿が出て来たら膀胱炎の疑いがあります。
また、突然コシの痛みや発熱などがある場合は、腎盂腎炎の可能性もあるので注意しましょう。

 

赤い血液が混じっている尿

女性ホルモン向上ラボ

赤い色をしている尿は血尿と呼ばれ、赤血球が混じっていることで尿の色が変化します。
血尿の場合、腎臓から膀胱までの間に異常がある可能性が高いです。

 

また、血尿が出るタイミングで、どこに異常があるかある程度はわかります。

  • 尿の最初だけ赤い場合…尿道からの出血
  • 最初から最後まで真っ赤…腎臓に結石がつまり、炎症が起きることで出血

 

痛くもかゆくもない、でも赤い尿が出たなという時は要注意です。
その場合は、膀胱がんの可能性があるので、自分の判断で行動せずに病院に行ってほしいと高橋先生は言います。

 

高橋先生によると、血尿は一度出てもおさまってしまう事がよくあるのだそう。
ですが、見た目は黄色でも、顕微鏡レベルでは赤血球がで続けていることも多いのだとか。

 

その場合は、膀胱のがん、腎臓のがんにまで進行してしまうことがあります。
そのため、一度でも目で分かる血尿が出た時には、すぐ病院へ行くようにしましょう。

 

オレンジ色の尿

オレンジ色の尿の場合は、肝臓が悪い状態の可能性があります。
先ほど、尿は血液が肝臓でろ過されてビリルビンという物質に変化するとお話ししましたが、肝臓が悪いと尿中にビリルビンがたくさん出てしまいます。

 

いわゆる黄疸と呼ばれる状態で、肝硬変肝不全などの患者さんに見られる尿の色です。
オレンジ色の尿は、肝臓が出しているSOSの信号なので、すぐ病院へ行きましょう。

 

緑色の尿

緑色の尿なんてあるの!?と驚いてしまいますが、実際にあるのだそう。
この緑色の正体は、緑膿菌と呼ばれる細菌。

 

緑膿菌は自然の中に広く分布していますが、毒性が低いので健康な場合は感染することはありません。
ですが、手術後の感染症として、緑膿菌の感染症は重症な感染症として認識されています。

 

この色の尿が出ると、死に至る敗血症の疑いも。
すぐに病院へ行きましょう。

 

 

色以外にもある!尿トラブルのチェック!

病院 医者

尿が泡立っている場合

尿を出した後に、泡が30秒以上消えない場合は要注意です。
尿にたんぱく質や糖が入っている可能性があります。
腎臓の病気や糖尿病の恐れがあるので、早めに病院へ行きましょう。

 

尿の回数にも注意を

男性の場合、尿の回数が増えている場合は、前立腺肥大症の可能性があります。
年齢を重ねると、誰でも大きくなる前立腺ですが、がんの場合もあるので注意が必要です。

 

女性の頻尿の場合は、過活動膀胱の可能性も。
1日に何度も激しい尿意に襲われたり、場合によっては失禁してしまうケースもあります。

 

過活動膀胱は、年齢を重ねたり、出産による骨盤底筋のゆるみが原因になっていることが多いようです。
その場合は、骨盤底筋体操をすることで改善が可能になります。
骨盤底筋体操は、肛門と尿道を締める体操方法です。

 

女性に多い腹圧性尿失禁

女性ホルモン向上ラボ

また、ジャンプやくしゃみ、咳などでお腹に力が入った時に、尿が出てしまう女性も多いです。
これは、腹圧性尿失禁と呼ばれる症状。
腹圧性尿失禁の場合も、骨盤底筋体操によって、症状を改善することができます。

 

※骨盤底筋体操については、こちらの姉妹サイト『女の尿トラブル対策室』で詳しく解説していますので、チェックしてみてくださいね。

 

 

 

尿の回数が少ないと身体に影響が!

女性ホルモン向上ラボ

血流障害が起こりやすい

頻尿の人とは反対に、回数が少ないという人も要注意です。
あまり尿を我慢してしまうと、膀胱が膨らんだ状態が続き、血流障害が起こり尿をしたいという感覚が鈍くなってしまいます。

 

尿を出す力が低下する可能性も

尿の回数が少ないまま、そして尿を我慢するという事を繰り返しているうちに、尿を外に押し出す力というのも低下していきます。
悪化すると残尿が膀胱内に残り、病気を誘発する可能性が高くなります。

 

水分をしっかり摂り、昼間だけでも4~5回はトイレに行くようにしましょう。
そうすることで、膀胱炎等を防ぐことができます。

 

 

スポンサーリンク



 

将来人間ドックが尿検査のみになる!?

女性ホルモン向上ラボ

尿を使った新しい研究

今、尿を使った新しい研究が注目されています。
その研究を進めているのが、新潟大学生体液バイオマーカーセンターのセンター長、山本格先生。
実験室の中には尿バンクがあり、様々な病気にかかった人の尿が全国から送られてきています。

 

その尿を細かく分析することで、研究に役立っているのだとか。
現在、人間ドックや健康診断では血液検査、X線写真、尿検査など様々な検査が行われていますよね。
それを、尿検査だけで出来るようにするというのが、この研究の目的です。

 

尿検査で認知症、虫歯まで分かる!?

現在の尿検査は顕微鏡の判断で分かる、白血球や赤血球、細菌などからわかる病気のみを診断しています。
そして、現在の研究ではさらにミクロの世界を見ることで、尿をさらに細かく分析できる手法をとっています。

 

尿の中に含まれるアミノ酸から作られる、たんぱく質ペプチドという分子。
これらが様々な病気と関係しており、その種類や数を調べることで、今まで以上に多くの病気を発見することが出来るのです。

 

この研究が実を結べば、尿検査だけで認知症や虫歯、さらには筋肉の衰えなどによる体力疲労まで分かると言います。
血液検査のように痛みを感じることもなく、簡単に行えるのが尿検査の最大のメリットです。
現在、9年計画の3年目なのだそう。
そう遠くない将来、実現することを待ちましょう!

 

将来は検査が家庭で完結するかも…

女性ホルモン向上ラボ

山本先生は、将来は家庭の中で検査が完結する社会を作りたいと話していました。
ストレスがどの程度あるのか、筋力がどのように低下していくのか、そのようなことを把握できると、介護のいらない社会が実現するのでは、と期待されています。

 

普段、何気なくしているオシッコで、すべての病気が分かるとすれば…これはありがたいお話しですよね。

 

 

さいごに

女性ホルモン向上ラボ

今回は、尿と健康の関係についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
毎日出している尿ですが、まじまじと見る機会って意外と少ないですよね。

 

他人に見てもらうものでもないので、セルフチェックを習慣化することで、自分の体調管理にも役立てたいなと思います!
みなさんも、尿のチェックしてみてくださいね!

 

スポンサーリンク



 - 女性の健康【その他】 , ,