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PMS(月経前症候群)のイライラや涙…実は他の病気の可能性も

      2015/11/29

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生理前になると、ほとんどの女性が多かれ少なかれ身体的にも精神的にも不安定になりがちです。
私なんて、必要とされていない存在なのかも…。
なぜか涙もろくて、とにかく泣きたくなる…。

 

そんな風に、精神的なPMS(月経前症候群)の症状症状で悩んでいる女性は多くいますが、それらの症状と良く似ている症状が出る病気もあるのはご存じでしょうか。

 

症状が強い場合や、生理開始後も症状が消えない場合は、他の病気の可能性もあるのです。
今回の記事では、PMSと間違えやすい病気を解説していきます。
心配な方は、自分の症状と比較してみてくださいね。

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PMS(月経前症候群)と間違えやすい病気

PMDD(月経前不快気分障害)

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PMDDとは、premenstrual dysphoric disorder(直訳:月経前の不快な障害)の略のこと。
精神分析やセラピーが盛んなアメリカで唱えられている概念で、PMSの精神的な症状が非常に強い場合に用いられている言葉です。

 

考え方としては、重いPMSだととらえてもいいでしょう。
月経前になると強い絶望感を感じる、自殺願望が出る、イライラが酷くて家族や周りの人を傷つけるなどが、PMDDの症状としてあらわれます。

 

改善方法としては、婦人科で女性ホルモンを安定させるピルを処方してもらうのが効果的です。絶望感や自殺願望が非常に強い場合は、精神科を受診しましょう。

 

うつ病

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若い女性でもストレスを抱えることが多くなってきた現代では、うつ病を患っている女性も多いのが事実です。
働く人が心の病にかかるケースが増えていることが、様々な調査で報告されています。特に、働き盛りの20代後半~40代の従業員がうつ病を患う場合が多いです。これは、中高年の従業員がリストラされるなどをして職場を去ることが増えているために、その職務の重圧がその若い年代にのしかかっているためだと考えられます。

 

特に、心の病気としてこの年代がかかりやすいと言われているのが、うつ病と不安障害(神経症)と言われるものです。
うつ病の原因としては、脳内のセロトニンという物質の不足があげられます。現代の医学では、まだそのセロトニンが不足する理由が解明されていませんが、そのしくみに着目して作られた薬があるため、時間はかかるものの回復できる病気となってきました。

 

うつ病の症状としては、第一に『抑うつ』が挙げられます。これは、憂うつな気分が強くなってしまう状態です。また、涙もろくなる、元気がなくなる、疲れやすい、集中力が低下する、といった症状がでる場合もあります。これらの症状は、PMSや更年期の症状によく似ていますよね。

 

特に注意してほしいのが、うつ病の場合、『死にたい』『自殺したい』という思いが強くなる人も多いです。日本では、自殺者が増える傾向がありますが、このうつ病患者の増加とも関係していると考えられています。

 

気付かないうちにうつ病を患い、生理前になるとこの自殺願望が強くなる女性もいます。このような状態では、婦人科で対処をするのが困難となります。重症の場合は、精神科を早めに受診するようにしましょう。

 

慢性疲労症候群

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働き過ぎなどが理由で極度の疲労が長く続いた場合、微熱や頭痛などの自覚症状がでる場合があります。それにより、日常生活に支障がでることもあります。

 

PMS(月経困難症)の場合であれば、身体がだるい感じがあっても、生理が始まるのとほぼ同時に回復します。
しかし、この慢性疲労症候群の場合は、生理開始後も疲労感は回復せずに、長期間症状が続きます。慢性疲労症候群は、生理周期と関係しないため、生理前にこの症状が特に強くなるということはありません。

 

ただし、この慢性疲労症候群は、医師でも診断をくだすのが難しい病気です。
精神科を受診した場合、うつ病や更年期障害と診断されることもあります。専門医に診てもらい、専門的な治療をするのがベストなので、専門医を紹介してもらうのも手です。

 

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

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アーティストの絢香さんが患ったことで有名になったバセドウ病も、PMSと間違われることが多い病気です。

 

首の前がわにある蝶のような形をしている甲状腺という器官から分泌されるホルモンに、甲状腺ホルモンというものがあります。この甲状腺ホルモンは、細胞の新陳代謝活発にする働きがあります。この甲状腺の機能が何らかの理由で過剰に働いてしまうこと(亢進する)が、甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)と言われる病気で、その中でも代表的なものがバセドウ病です。

 

バセドウ病は、20~30代の女性に多い病気で、PMSの症状が多くなる年齢と一致しています。
バセドウ病の典型的な症状として、甲状腺の腫れ、脈拍が増えるなどがあります。また、この症状が出る前の初期症状として、イライラして怒りっぽくなる、汗が多く出る、疲れやすくなる、頭痛がするなどの症状があり、PMSの症状と非常に似ているため、見落としやすくなります。

 

この病気が疑わしい場合は、内分泌科もしくは内科を受診し、甲状腺ホルモンの数値を調べてもらいましょう。

 

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甲状腺機能低下症(橋本病)

上記のバセドウ病と逆の甲状腺の病気もあります。こちらは、甲状腺の機能が低下する病気です。橋本病は40代~50代の女性に多くみられる病気のため、更年期の女性の年齢と重なります。

 

ただし、20~30代の女性でも橋本病にかかる場合もあります。
橋本病の症状としては、手足の冷え、むくみ、便秘などがあげられます。これも、PMSの症状と一致していますね。

 

この病気が疑わしい場合は、バセドウ病と同じく内分泌科もしくは内科を受診し、検査をしてもらいましょう。

 

化学物質過敏症

建材などに含まれるさまざまな化学物質が原因で、身体や精神に様々な症状があらわれる場合があります。本態性環境不耐症と呼ばれることもあります。

 

PMSと似ている症状として、むくみ、発疹、食欲低下、イライラして怒りやすくなるといったものがあります。化学物質過敏症は、男性よりも女性がなりやすいと言われており、PMSが悪化する女性もいるというデータもあります。

 

アレルギー体質の方、薬品を扱う職業についている方、新建材の住宅に引っ越した方、幹線道路の近くに住んでいる方は、特に注意が必要です。

 

 

 

最後に

女性ホルモン向上ラボ

いかがでしたでしょうか。
PMSだと思ってやり過ごそうと思っていても、いつになっても改善しない。
生理が開始されても症状がおさまる気配がない…。
このような状態では、悪化した結果日常生活が困難になる可能性もでてきてしまいます。

 

自分の身体や心を守ってあげられるのは自分自身です。少しでも体調に疑問を感じたら、専門医を受診しましょう。
受診して、結果が分かれば、原因不明の体調の悪さにおびえることもなくなりますよ。

 

 

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