女性ホルモン向上ラボ

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【PMS・更年期】症状改善に漢方でホルモンバランス整える

      2015/11/29

PMS(月経前症候群)や月経困難症、月経不順、更年期障害など、女性ホルモンのバランスの乱れから起こる婦人科系のトラブル。
自然由来のもので、身体への負担をなるべく少なくして女性特有のこの症状たちを改善できれば…。
そう考える女性も多いのではないでしょうか。

 

そういう方には漢方がおすすめ。
その人の体質と体調に合わせた処方が魅力の漢方は、飲み続けることで、私たちが本来持っている治癒力を引き上げてくれます。

 

今回の記事では、女性ホルモンのホルモンバランスを整える効果が期待される漢方について、お話ししていきます。

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漢方(漢方薬)とは

女性ホルモンと漢方

身体に不調があらわれたとき、西洋医学では体の臓器のどこかが悪くなったととらえ、具合の悪い部分に直接働きかけて治療します。一方、あらわれた症状を体全体のバランスの乱れととらえ、治療をしていくのが東洋医学です。漢方薬はこの東洋医学にもとづいて処方されるお薬のこと。

 

ストレスや自律神経などの乱れからくる不調、女性ホルモンバランスの乱れなどからくる様々な不調、などいわゆる『現代病』は東洋医学の得意分野とも言えます。

 

この東洋医学では、人間の身体には『気(き)』『血(けつ)』『水(すい)』が流れていると考えます。

 

  • …目には見えないエネルギーで、心身の活動源となるもの。体温をコントロールします。不足すると、冷えにつながることも。
  • …血液だけではなく、血液循環の意味も。血の巡りが悪いと、基礎代謝が低下してしまいます。ホルモンの分泌にも影響し、イライラや不安感、生理不順につながることも。
  • …血液以外の胃液、汗、涙など体液の総称。不足すると肌が乾燥してカサカサになったり、ドライアイになることも。

 

この3つのバランスを整えましょう、というのが東洋医学の考え方です。
患者の自然治癒力を重視して漢方薬が処方されるため、同じ症状でも人によって内容がことなる場合があります。

 

 

漢方薬はどこで手に入る?

女性ホルモン 漢方薬

最近は身近なドラッグストアに陳列される姿も多くなった漢方薬。広々とした漢方薬専門のコーナーもあるお店も増えてきました。そのようなお店で購入するのも手軽でいいかと思いますが、確実に漢方薬の効果を得たい!と思うなら、漢方薬を処方してくれる漢方医のいる病院、漢方薬局での購入がおすすめです。

 

漢方薬は自分だけのオーダーメイド品といえます。顔色や肌のツヤ、目力などを観察する『望診(ぼうしん)』、患者本人から病状や病歴を聞く『問診』、身体に触って判断をする『切診(せっしん)』という流れで患者の情報を得ます。それを元にして、患者にもっとも合う漢方薬を処方するのです。

 

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漢方薬の種類

煎じ薬

 

女性ホルモン漢方

漢方の基本は煎じ薬(せんじやく)です。配合された生薬を家庭で水から煮出して飲みます。
生薬を微妙なさじ加減で調整できるため、ひとりひとりに合わせた薬になります。保険の適用にはなりません。

エキス剤

煎じ薬のエキスを粉末や錠剤にしたものがエキス剤と呼ばれるもの。
品質が安定しており、手間をかけずに簡単に飲めます。私たちが良く見かける、処方箋なしでドラッグストアで購入できる漢方薬はこのエキス剤。ドラッグストアで購入できる漢方薬は、成分が控えめに作られています。

 

 

 

婦人科系トラブルで処方される代表的な漢方薬

ドラッグストアに置いてある漢方薬の数々。どれが自分にあっているかわからない…。という方にも参考になるようにまとめてみました。

 

自分で判断しかねる場合は、ドラッグストアの薬剤師さん、もしくは漢方薬専門店で聞くのが一番良いと思います。

 

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)

月経不順の人、体力がない人、貧血気味な人、冷え性の人に。血のめぐりを良くして、体の余分な水分を排出する働きがあります。むくみ、めまい、疲れやすいといった症状に効果的。

 

加味逍遥散(かみしょうようさん)

『イライラする』『憂うつだ』など、ストレスで心が疲れているときに。体にエネルギーをめぐらせ、緊張をやわらげる効果があります。のぼせや不眠、ストレス性の肩こり、下痢、便秘なども緩和してくれます。

 

 

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

血のめぐりをよくし、全身をあたためます。月経血を排出しやすくする効果もあるため、月経にともなう下腹部痛や腰痛、頭痛、肩こりなどの改善にも。比較的体力がある人向けの漢方薬です。

 

 

ほかにもこんな漢方薬がよく使われます

  • 温経湯(おんけいとう)…体をあたため冷えを改善。ホルモンバランスを整え、月経不順や月経痛に効果が。
  • 温清飲(うんせいいん)…血行をよくしてホルモンバランスを整える。肌の乾燥やかゆみなどにも効果あり。月経不順にも。
  • 加味帰脾湯(かみきひとう)…貧血を改善。不眠やイライラ、不安感など、精神的な症状に効果的。胃腸の弱い人に。
  • 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)…気持ちをリラックスさせ、気分の落ち込みや不眠、動悸、めまいなどに効果あり。つわりにも。

 

ここにあげた漢方薬はほんの一部です。本当にたくさんの種類がありますので、興味のある方は専門の漢方薬局に足を運んでみるのもおすすめです。

 

 

漢方薬にまつわる疑問

女性ホルモン漢方

漢方のCMでよく聞く『生薬(しょうやく)』ってなに?

薬用となる植物、動物、鉱物など天然由来の素材の一部を、乾燥させたり簡単な加工をしたものが生薬です。漢方薬は、2種類以上の生薬を組み合わせてつくります。植物系が多く使われています。

 

漢方薬は効き目が遅いって本当?

一般的には、西洋薬とくらべて漢方薬は効き目がおだやかと言われています。しかし、急性の風邪や腹痛などには即効性のあるものも。症状にもよりますが、効果は比較的ゆっくりあらわれるので、最低2週間は続けてみてください。

 

 

漢方薬には副作用がない?

これは大いなる間違いです!
どんなお薬でも症状や体質によって薬の効果に差が出たり、副作用が出ることもあります。西洋薬も漢方薬もその点では同じです。胃の不快感や湿疹などのアレルギー症状を引き起こす人も。そのため漢方薬は、自分の体質や症状にあったものを選ぶことがとても大切なのです。

 

 

まとめ

いかがでしたか?漢方薬って奥が深いものなんですね。
私は西洋薬の『ピル』を現在処方してもらい飲んでいますが、今でもたまに漢方のお世話になることもあります。

 

漢方薬って、ナチュラルなイメージというか、体に優しいというイメージが先行しすぎるあまり、『薬』であることを忘れてしまっている女性も多いように感じます。上の項でも説明したように、副作用がでる場合もある薬であるということをしっかり認識してもらいたいと思います。

 

西洋薬と漢方薬、どちらもメリットデメリットがあるものです。西洋医学と西洋薬が補えない部分は東洋医学と漢方薬で補う。またその逆もあるということを十分に理解した上で、ホルモンバランスを整えるために上手に薬と付き合っていきたいものです。

 

 

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