あなたは1日にどれくらいスマホやパソコンを使っていますか?
最近よく聞く「ブルーライト」は、スマホなどのデジタルアイテムから発生する光で、なんと紫外線の次に肌に悪影響を与えると言われています。
毎日スマホを使う時間が多い、特に寝る前スマホが習慣になっている人は要注意!
紫外線ケアや美白ケアをしっかりしていても、ブルーライトの影響で肌老化が進む可能性が高いのです。
そこで今回は、ブルーライトが肌に与える影響と自分で簡単にできるブルーライト対策をご紹介します!
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目次
寝る前スマホがシミ、くすみを引き起こす?
スマホが普及してから、ベッドの中でも快適にネットサーフィンやアプリを楽しめるようになりましたよね。
とても便利なことですが、肌には悪影響を与えているのです。
現代のアラサー、アラフォーの半分以上がスマホ中毒!?
株式会社ファンケルの調査によると、女性のアラサーとアラフォーの世代が特にスマホ使用時間が長く、寝る前スマホをしている人は肌トラブルを抱えていることが多いそう。
寝る前スマホが習慣の人は、
- 肌の乾燥
- メイクノリの悪さ
- 肌のくすみ
これら3点を感じる人が多数という調査結果が出ています。
実は私もアラサーのスマホ中毒。日中はあまり使用しませんが、寝る前にまとめてニュースやサイトをスマホでチェックするのが習慣です。
特に長時間寝る前にスマホを使用した翌日は、肌のキメが粗く、メイクノリが悪いことが多いんですよね。
肌のくすみも同じで、寝る前スマホをした翌日は肌色がどんより。
スキンケアをしっかりしても、寝る前スマホで一気に台無しにしてしまっているような気がします。
「寝る前スマホ」はすっぴんで紫外線を浴びるくらい危険?
日頃スキンケアにこだわりがある人も、そうではない人も紫外線が肌に悪いことは承知でしょう。
そのため、外出時は日焼け止めやメイクで紫外線対策をしますよね。
でも寝る前にスマホを眺めるときは、大抵すっぴん。
スマホから発生しているブルーライトは、紫外線同様に肌に悪影響を与える光です。
つまり、私たちは紫外線対策はしっかり行なっていても、寝る前スマホでブルーライトをすっぴん状態で浴び、肌老化を進めているということになります。
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ブルーライトは「第3の紫外線」!肌に与える影響
そもそもブルーライトって何?ということですが、ブルーライトとは可視光線の一つで、波長が短く強いエネルギーを持っています。
同じく可視光線の紫外線は、UV-A、UV-B、UV-Cと波長によって分けられ、ブルーライトはUV-Aの次に波長が長い光です。
そして、紫外線と同じように肌の奥深くまで届き、肌に悪影響を与えます。
シミを引き起こすブルーライト
ブルーライトを長時間浴びると、肌内部で色素沈着を起こし、シミが増える可能性があります。
さらに、ブルーライトでできるシミは紫外線が原因でできるシミよりも、濃くて消えにくい厄介なシミになるのです。
コラーゲンを破壊して肌の弾力が失われる
ブルーライトが肌の奥深く、真皮にまで届くと活性酸素を発生させます。
発生させる活性酸素は、特に強力な破壊力を持つ「一重項酵素」と呼ばれており、真皮にあるコラーゲンやエラスチンの弾力性を奪います。
コラーゲンやエラスチンは肌の弾力を作る成分なので、活性酸素によって破壊されると、肌は弾力を失ってたるみやシワが起こりやすくなるのです。
睡眠が浅くなって肌のターンオーバーが乱れる
寝る前スマホでブルーライトを浴びると、脳で分泌される睡眠ホルモンのメラトニンの量が減少します。
メラトニンが減少すると、睡眠の質が低下し、睡眠中に分泌される成長ホルモンの量も減少。
成長ホルモンは肌のターンオーバーに欠かせない成分なので、ホルモンが減少することでターンオーバーが乱れる可能性があります。
ターンオーバーが乱れると、メラニンが排出されずに残留し、新たなシミが出現したり、古い角質によるくすみが発生します。
スマホ疲れ肌を防ぐ!ブルーライトをカットする方法
ブルーライト対策のためには、まずブルーライトを発生させるアイテムの使用を控えることが必須。
でもスマホは便利ですし、日常的に必要なアイテムですよね。
最近はブルーライトをカットするフィルムやブルーライトカット専用レンズの眼鏡も販売されていますが、まずは特に肌に悪影響を与える寝る前スマホを最優先にしてみましょう。
でも、寝る前スマホをやめると言っても、習慣をいきなりやめるのは大変ですよね。
すぐにやめるのではなく、1日10分ずつでも寝る前スマホの使用時間を減らしましょう。
そして、寝る前の部屋の環境を変えるのもオススメです。
部屋の環境、寝る前の過ごし方を変えることから始めよう
ブルーライトの影響を少しでも減らすために、部屋の照明はブルーライトを発生させない暖色系の照明、または間接照明に。
間接照明の設置がすぐにできないなら、ベッドサイドにキャンドルをいくつか設置するだけでも良いでしょう。
ベッドに入ってすぐに眠れるように、寝る前に湯船に浸かったり、アロマオイルを配合したマッサージオイルでマッサージしてリラックスするのも有効です。
少しでも寝る前スマホを減らすために、寝る前リラックス法を1つでも多く実践してみてください。
スキンケアでブルーライトケア
スキンケアで紫外線対策をするように、これからはブルーライトケアも行いましょう。
ブルーライト専用のコスメは少ないですが、ブルーライトの影響を防ぐスキンケアは可能です。
活性酸素の影響を抑える成分配合の化粧品を使う
ブルーライトを浴びることで発生する活性酸素の働きを抑えるために、以下の成分のいずれかが配合された化粧品を使いましょう。
- ビタミンC
- ビタミンE
- フラーレン
- コエンザイムQ10
特にフラーレンは、最近注目の美容成分で、強力な抗酸化力を持っています。
抗酸化作用の強い食べ物を摂取する
毎日の食事で抗酸化作用の強い食べ物を摂り、体の中からもブルーライトケアを。
食事で摂るには難しいなら、一部をサプリメントで補っても良いでしょう。
- アスタキサンチン(主に鮭に多く含まれる)
- 緑黄色野菜(ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリーなど)
- ビタミンE(ナッツ類、植物油、たらこなど。ビタミンCやAと一緒に摂ると良い)
まとめ
これからのエイジングケアは、紫外線対策だけでは不十分。
スマホが欠かせない今の時代は、ブルーライト対策もスキンケアに取り入れて、スマホ疲れ肌を防ぎましょう!
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