あなたは、何色が好きですか?
その好きな色を身につけることで、気分が良くなったり、やる気が満ちてきたりしませんか?
実は、色にはそれぞれ、隠された力、パワーがあるんですよ。
色を上手に使って、毎日の生活を快適に過ごしてみませんか?
それには、カラーセラピーがオススメです。
カラーセラピーとはどのようなものか、詳しく見ていきましょう。
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目次
カラーセラピーとは?
色は、“光の波動”とも言えます。
波長が長い『赤』から、短い『青』や『紫』まで、つまりは光の波動数の違いが色の違いということになるのです。
この光の波動は、私たちの身体の細胞の振動と響き合って、体調や精神状態にも影響を与えることが分かっています。
『カラーヒーリング』は、波動が身体に与える影響を利用して、身体に負担をかけることなく心身を癒すもの。
その時々に合った色を、“着る”、“塗る”、“食べる”ことによって、体調をととのえ、気持ちを変えることに効果を期待出来るのです。
色を味方につけると、自分自身が外部から受ける刺激をコントロールしたり、相手に与える刺激もコントロール出来るようになります。
それによって、ストレスや不安の少ない生活を送れるようになってきますよ。
カラーヒーリングをスタートしよう!
では、カラーヒーリングをスタートするために、まずは様々な色のパワーを知りましょう。
今のあなたに必要な色が見つかると思いますよ。
『ピンク』で幸せな気持ちに
おだやかで、満ち足りた気分を作ってくれるのが『ピンク』。
ピンクから赤紫にかけてのカラーは、女性ホルモンの分泌を促進させます。
また、β-エンドルフィンやドーパミンなど、快感をもたらすホルモンの分泌も盛んにしてくれる効果も。
ピンクを使うことで、周囲の人や物に優しく接することが出来るようになりますよ。
また、母性本能も刺激されるため、人を励ましたり愛を伝える気持ちを作りやすくなります。
病気の時や、体調が優れない時にも、ピンクはオススメの色です。
パジャマやベッドのシーツ、枕カバーにピンクを取り入れてみたり、ピンクの花を飾ることも、幸福感を感じるため、回復が促されます。
『ブルー』で休息を
短い波長の光である『青』は、私たちの心身を穏やかにし、高ぶった神経や筋肉をしずめてくれる働きがあります。
人間の身体には、一日の活動と休息のリズムをきちんと作ってあげることが、精神面でも健康面でも重要です。
そのリズムを作り出すのに、青は不可欠な色であるといっても過言ではありません。
青は副交感神経に作用して心身をリラックスさせ、ストレスや疲れを和らげてくれる働きがあります。
また、痛みの感じ方を弱めることも可能です。
余計な緊張を取り除き、睡眠へ入りやすくしてくれるので、寝る1~2時間前に青いものを見ると、安眠できるようになりますよ。
『グリーン』で治癒力をアップ
グリーンも、青と同じく休息の色です。
グリーンのものを取り入れたり、植物の多い環境に身を置くと、心が穏やかになっていくのが実感できるでしょう。
グリーンは、目のピントが合いやすい色です。
肩こりや身体の血行を良くする働きもあります。
穏やかで、優しい気持ちになれるので、家族やパートナーとの関係がうまくいかないときに、グリーンのアイテムを使うと、自然と譲り合う気持ちが生まれて来ます。
グリーンがあることで、お互いに折り合いが付けられるようになりますよ。
『紫』で回復を促して
私たち人間は、体調が低下すると、紫色(パープル)が『見ていて気持ちの良い色』になってきます。
ストレスなどで傷ついた細胞を修復するのに、紫を見ることの刺激は大変有効です。
なんとなく、調子が悪い時には、紫色の花を飾ったり、なすやブドウなどの紫色の食べ物を食べたりと、衣食住で使ってみるのもオススメです。
『白』で心を浄化
白には、『浄化』の役目があります。
嫌な出来事を忘れたい時、精神力を強くしたい時に有効なカラーです。
また、目標に向かって頑張りたい時にも、白はオススメな色です。
白い下着や洋服を身につけたり、白い紙に目標を書くのも、効果的でしょう。
また、『白すぎる白』だと、疲れ気味の人には少々刺激が強い場合も。
そんな時には、オフホワイトやアイボリーで代用するのも可能ですよ。
『オレンジ』で前向きな心に
人を積極的にしてくれる『赤』と、明るく知的にする『黄色』が混ざった色がオレンジです。
オレンジは、あなたを明るく前向きにしてくれる効果があります。
明るくなりたい、もっと行動的になりたい、人に好かれたいと思ったら、オレンジ色のアイテムを身につけてみましょう。
また、オレンジ色の食べ物にも、同じ効果があるので、オススメですよ。
『ワインレッド』で人をねたむ気持ちを消して
人をうらやんでしまったり、妬んでしまったりする気持ちは、誰しもが持っているものです。
でも、そんな気持ちを持ってしまった自分を、『なんて嫌な人間なんだろう』と責めたりしていませんか?
そんな気持ちを持ってしまった時には、ワインレッドやえんじ色を使って気持ちを切り替えてみましょう。
一人になって、ゆったりと自分に向き合える時間にワインレッドを使うと、より効果がアップします。
バスグッズやトイレの小物などに取り入れるのもオススメです。
くすんだ赤が、あなたのイライラや妬み、そねみを吸い取ってくれますよ。
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黒やグレーばかり使うのは避けて!
黒やグレーの服ばかり着ていたり、黒やグレーの小物類ばかり揃えている人も多いのでは?
黒は落ち着きたい時に、グレーは刺激を和らげたい時に、ベージュはリラックスするのにそれぞれ有効なカラーです。
ですが、これらの色ばかり使っていると、実は弊害の方が大きくなりがち。
黒ずくめの人は孤独を好み、気分が高揚しなくなってしまいます。
また、グレーは無気力になってしまうことも。
下着にベージュを取り入れている人は、リラックスし過ぎて心身ともにオバサン化が進んでしまいますよ。
普段着ている服の色も、意識してみるといいですよ。
さいごに
いかがでしたか?
色の持つパワーが理解できれば、あとは実際に生活の中に取り入れていくだけです。
自分をいたわるために、食事や睡眠時間に気を配るのと同じように、周りを取り囲む色にも気を配ってみてください。
色は、皆さんが思っている以上に、身体の奥深くにまで関わっており、体調を左右するだけでなく、心も癒してくれる存在です。
カラーヒーリングについての書籍も、出版されていますので、本格的に実践してみたい方は参考にしてもいいかもしれません。
バーゲンブック / 住まいのカラーヒーリング / キャサリン・カミング / 住まい・インテリア…
今よりも、もっと魅力的な女性になるために、もっと毎日をハツラツと過ごすためにも、色を使ってみましょう!
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