1月22日放送のTBS『健康カプセル!ゲンキの時間』で特集された、『ドロドロ血・冷え解消の新常識!今日から出来る便活のススメ』について詳しくご紹介します!
お腹ポッコリ、冷え性、肩こり、シミなどに悩んでいる人にオススメなのが便活(便秘解消活動)!便秘を放置しておくと、様々な身体の不調を引き起こしてしまうんです。
今回番組では、ドクター直伝の便活方法が紹介されましたよ!自分の便秘タイプを知ることで、効果的な便秘解消法が分かってしまうのだとか。では、さっそく詳しく見ていきましょう!
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目次
何日に1回排便すれば便秘じゃない?
スッキリ感がなければ便秘かも
『もしかして、これって便秘?』
『1日便が出なかったけれど、まだ便秘とは言わないの?』
と疑問に思うことがありますよね。実際、何日に1回排便すれば便秘ではないのでしょうか?
答えは…ないんです!毎日排便しても、便が溜まっていると感じる人は、便秘の可能性があります。あなたは大丈夫ですか?
松本明子も極度の便秘に悩んでいた!
今回、番組にはゲストとしてタレントの松本明子さんが登場しました。松本さんも、極度の便秘に悩んでいた一人。
- 肌荒れ
- 冷え性
- 肩こり
- アレルギー
- 花粉症
- 睡眠障害
- ネガティブ思考
これらの症状が、便秘が原因となって身体に現れていたのだとか。ですが、現在は便秘を解消する方法を学んでことで、様々な不調とおさらばで出来たのだとか…。
今回番組で紹介された便秘解消方法は、松本明子さんも実践した方法。便秘に悩んでいるあなたも、きっとスッキリできるはずですよ!
便秘が体の不調を引き起こすワケ
今回、便秘解消方法について解説してくださったのは、順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生。小林先生によると、便秘になると腸の環境が悪化するのがその原因なのだそう。
腸内環境が悪化すると、悪玉菌が増殖していきます。この悪玉菌は、硫化水素やインドール、アンモニアなどの毒素を出します。この毒素=有害物質の影響で血液がドロドロになってしまい、冷え性や肩こり、肌荒れ、疲れやすさなのど原因になるのです。
また、細菌の患者さんの訴えの中で多くなっているのが鬱(うつ)だと、小林先生は言います。便秘になってしまうと、幸福物質であるセロトニンの分泌が減少し、うつ病になってしまう可能性も。たかが便秘と放置せずに、適切に対処することが重要なのです。
自分の便秘タイプを見極めよう!
便秘解消のためには、自己流では満足な結果がえられません。まずは、自分の便秘の原因を知ることが大切になります。そこで、自分はどんな便秘タイプなのかをチェックしていきましょう。
便秘セルフチェック!
まずは、次のチェック項目でいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
- 便やオナラが異常にくさい
- 硬い便が出ることが多い
- 自宅以外での排便を我慢する
- 腹筋が10回以上できない
- 失敗したことをクヨクヨしやすい
- 平均睡眠時間は6時間以下
- 1・2に当てはまる…ぜんどう不全型
- 3・4に当てはまる…直腸・肛門型
- 5・6に当てはまる…ストレス型
複数の便秘タイプに当てはまる場合もあります。松本明子さんは、3つすべてが当てはまる強力型だったそうです。
ぜんどう不全型
口から摂取した食べ物は胃である程度消化された後、小腸でさらに消化され栄養を吸収します。その後大腸に移動し、今度は水分が吸収されその残りかすが便となり排出されます。
この便を移動させる働きが、ぜんどう運動です。ぜんどう不全型の便秘は、このぜん動運動がうまく働いていない状況。
この便秘タイプは、食物繊維の摂取が不足していることが原因です。野菜などに含まれる食物繊維は、便のカサを増やしてくれるので、ぜん動運動を促してくれるのです。ダイエット中の方も陥りやすい便秘タイプです。
直腸・肛門型
通常、直腸付近に便が溜まると、脳に指令が行き排便します。ですが、便意を我慢し続けると、便が溜まったまま排便の指令が出にくくなってしまいます。
ストレス型
腸が排便するためのぜんどう運動の収縮は、自律神経の中の副交感神経によって支配されています。ストレスなどによって副交感神経が乱れてしまうと、ぜん動運動が低下してしまいます。そして、便秘になってしまうとそれ自体がストレスになってしまうという悪循環に。
また、ストレスで大腸が過度に緊張してしまうとぜんどう運動が強くなりすぎてしまうことがあります。すると、便秘と下痢を繰り返す症状になってしまうことも。
便秘タイプ別解消方法とは?
ぜんどう不全型と直腸・肛門型には食物繊維!
便秘の人が積極的に摂ろうとする食品の中に、納豆などの発酵食品がありますよね。もちろん、便秘解消に効果的な食品ではありますが、これだけでは不十分なんです。
この納豆にプラスしてほしいのが、食物繊維。食物繊維と一緒に摂取することで、腸内で納豆菌が活発になります。
ですが、この時注意してほしいのが食物繊維の種類。
- 不溶性食物繊維…便のカサが増す
- 水溶性食物繊維(アボカド・バナナ・ニンジン・リンゴ・里芋など)…便の滑りを良くする
ぜんどう不全型の人にオススメなのは、便のカサを作る不溶性食物繊維。反対に、直腸・肛門型の人は不溶性のものを取り過ぎてしまうと便が硬いところへもう一度カサが来てしまうため、余計に便秘になってしまうのです。
直腸・肛門型の人は、便を柔らかくする水溶性食物繊維を摂取するようにしましょう。
直腸・肛門型にはオリーブオイル
直腸肛門型の人にオススメなのが、オリーブオイル。オリーブオイルは便の潤滑油になるとともに、小腸を刺激し、排便を促す作用があります。
ストレス型の人は気にしない!
このタイプの人は、回数や形、残便感を一切気にしないようにしましょう。まずは気持ち=ストレスから改善を始めるように努めましょう。
アレコレ発酵食品のススメ
小林先生がオススメする方法が、アレコレ発酵食品の摂取法。これはキムチや味噌、ヨーグルト、納豆、しょう油など様々な発酵食品を食べる方法です。
ひとつの発酵食品だけでなく、色々な発酵食品を食べることで、腸内環境がよくなり便秘解消に効果的なのだとか。
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タイプ別排便トレーニングでスッキリ!
食事法にプラスして、排便力トレーニングをすることでさらに便活をパワーアップさせましょう!こちらも、便秘のタイプ別に方法が異なります。
ぜんどう不全型
このタイプの人は、上行結腸の下部・横行結腸の終わりに便が溜まりやすいポイントがあります。そこを揉むように刺激することで排便を促すことができます。
- 脚を肩幅に開き、左のろっ骨の下と右の腰骨の上をそろえた指で押し込む
- 肛門を締めながら、右回りに腰を大きくゆっくり回す
- 左も同様に回す
- 左右5回を1セットとし、朝・昼・夜に1セットずつ行う
直腸・肛門型
このタイプの場合は、普段あまり使わない肛門周りの筋肉=括約筋を鍛えましょう。トイレに行く前にもオススメのトレーニングです。
- 大きく脚を開いて立ち、膝を曲げて腰を下ろす
- 左手を左ひざに、右ひじを右の太ももにのせた状態で10~15秒間キープ
- 同様に、右手を右ひざに置き、左ひじを左の太ももにのせた状態で10~15秒間キープ
- 左右を1セットとし、朝・昼・夜に1セットずつ行う
ストレス型
このタイプの場合は、自律神経が乱れたものを正すトレーニング方法を行います。朝起きた時と、夜眠る前が特にオススメです。
- 両腕を上に伸ばして、手首を頭上で交差させる
- 口から息をゆっくり吐きながら5秒間左に倒し、鼻から息を吸いながら最初の姿勢に戻る
- 右側も同様に行う
- 3往復を1セットとし、朝・昼・夜に1セットずつ行う
さいごに
昨年から、この松本明子さんが実践した便秘解消法は話題になっていましたよね。効果が抜群なので、ぜひ実践してみてくださいね!
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