11月20日放送のTBS『健康カプセル!ゲンキの時間』で特集された、『実はカラダの万能薬!ワインを飲んで健康になろう』について詳しくご紹介します!
現在、ボージョレヌーボーが解禁されたことでも話題になっているワイン。
我が家もワイン大好き夫婦なんですが、実は健康に効果的な飲み物なんだとか!
お酒が身体にいいなんて…。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!
スポンサーリンク
目次
ワインが健康にいいってホント?
フレンチパラドックスとは
ワインの一大生産国であるフランス。
フランスでは、バターやチーズなど動物性脂肪を多く摂る食文化なのにも関わらず、心臓病患者が極端に少ないというデータがあります。
その理由に、ワインがあるのでは?と多くの研究者が関心を寄せていました。
また、赤ワインを1日3~4杯飲んでいる人は、全く飲まない人と比べて、認知症の発症率が5分の1という報告もあります。
赤ワインの健康パワー…すごそうです。
ワインで腸内環境を改善!美肌効果も
ワインと長寿の関係性
今回、ワインの健康効果について詳しく解説してくださったのは、白澤抗加齢医学研究所所長の白澤卓二先生。
白澤先生は長寿研究の第一人者です。
日本の長寿県と言えば、長野県ですよね。
この長野県、ワイン用ブドウの生産量が全国第一位!
これも、ワインと長寿の関係性を感じますよね。
ワインに含まれる健康成分
白澤先生によると、ワインの中には有機酸という物質が豊富に含まれているのだそう。
この有機酸は、代謝に働きかける物質で、腸内環境や肌の状態を改善してくれる効果があります。
ワインに含まれる健康成分は、有機酸だけではありません。
他にも、カリウムがワインには豊富に含まれています。
このカリウムは、体内の余分な水分や老廃物を排出してくれる働きがあるため、デトックス効果も高い成分。
特に白ワインに多く含まれています。
他にも、カルシウムやマグネシウムも含まれているため、骨の強化にもつながります。
実に豊富な栄養素がワインに含まれているんですね。
赤ワインのポリフェノールでサビない身体に!
ポリフェノールってそもそも何?
ワインには豊富な健康成分が含まれているとお話ししましたが、白澤先生によるとさらに注目すべき成分が赤ワインに入っているのだそう!
それが、ポリフェノール。
よく耳にしたことがありますが、どんな成文かみなさんご存知ですか?
ポリフェノールとは、植物が紫外線や外敵などから身を守るために作る抗酸化物質の総称のこと。
植物では色素や苦み、渋みとなってあらわれます。
ポリフェノールは、私たちの身体がサビつくことから守ってくれる働きがあります。
ポリフェノールで体のサビつきをストップ!
りんごを切ると、断面が茶色くなってきますよね。
これは、ポリフェノールが酸素と結合して起こる現象です。
体のサビとは、取り込んだ酸素の一部が体内で活性酸素となり、細胞を酸化させること。
つまり、ポリフェノールを取ると、酸素と結合して活性酸素を中和してくれ、サビつきを抑制してくれるのです。
ブドウは、皮と種にポリフェノールを多く含有しています。
そのため、それらを取り除いて製造される白ワインに比べて、ぶどうをまるごと発酵させる赤ワインはポリフェノールが豊富です。
赤ワインで老化・病気を予防しよう!
体が酸化するとどうなるの?
ポリフェノールで体のサビつきを抑制できることは分かったけど、身体がサビるとどうなるの?と思いますよね。
体のサビつきが原因のひとつとなる病気には以下のようなものがあります。
- がん
- 動脈硬化
- 認知症
- 脳梗塞
- 心筋梗塞
- 高血圧
- 糖尿病
- 脂質異常症
- 肝臓病
- 白内障…など
実に、体のサビつきは万病の元なんですね。
これらの病気の予防に赤ワインを飲む…なんだか嬉しい話です!
5年ものの赤ワインがおすすめ!
白澤先生によると、どんな赤ワインでもいいわけでなく、出来れば熟成させた赤ワインを飲んだほうがいいのだそう。
赤ワインは熟成させることで重合という変化が起こります。
これは、ポリフェノール同士が鎖のように連なり、抗酸化力が強くなること。
ただし、重合させすぎると体内への吸収率が低下するため、10年物や20年物はあくまで健康的観点からすると、あまりオススメではないそうです。
白澤先生のおすすめは、5年ほど熟成したワインが、重合や吸収率のバランスがベストな状態だそうです。
レスベラトロールで長寿遺伝子を活性化!
赤ワインで長寿遺伝子のスイッチをおす!
ポリフェノールの中でも、白澤先生がオススメしたい成分がレスベラトロール。
この成分は、長寿遺伝子のスイッチをオンにしてくれる成分なのだそう!
長寿遺伝子とは、細胞の老化を遅らせて、若さを保つ働きがあります。
もともとすべての人がこの長寿遺伝子を持っていますが、普段はスイッチがオフの状態になっているんです。
このスイッチをオンにするためには、カロリー制限や適度な運動が必要とされていて、なかなか難しい人も多いようです。
ですが、赤ワインに含まれるレスベラトロールで長寿遺伝子をオンに出来ることが近年の研究で判明しました。
ちなみに…赤ワイン以外の身近な食品でレスベラトロールが含まれているのは、落花生の薄皮などにしか含まれていません。
これは、赤ワイン飲むしかないですね!
目安はグラス3杯
赤ワインで健康・長寿になれるから…とガバガバ飲んでいてはさすがにNG。
白澤先生によると、赤ワインの1日の摂取量目安はグラス3杯。
飲み過ぎは反対に健康を害しますから、注意をしてくださいね。
赤ワインの上手な選び方
せっかく飲むなら、ポリフェノールが多く含まれている品種の赤ワインを飲みたいですよね。
番組では、ポリフェノール含有率の高い赤ワインの種類が紹介されました。
カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは、舌触りがなめらかで、渋みや酸味が強くコクがあるのが特徴の赤ワイン。
メルロー
メルローは、渋みも酸味もまろやかで、まるみのある口当たりが特徴の赤ワイン。
ピノノワール
ピノ・ノワールは、キイチゴのような華やかな香りが特徴。
なめらかな味わいで比較的渋みも少ない赤ワイン。
自分好みの赤ワインを探してみるのも、楽しそうですよね。
赤ワイン4本分のサプリで美容・健康をゲット!
赤ワインの健康効果をえたいけど、毎日飲んだりするのは難しい、そもそもアルコールが苦手…という人もいますよね。
そういった人には、赤ワインから作られたサプリメントがおすすめです。
こちらのサプリ【若さのチカラ】は、番組でも紹介されたアンチエイジング成分レスベラトロールが配合されているんです。
赤ワインフルボトル4本分のレスベラトロールを、ぎゅっと2粒に凝縮!
老化や病気の原因となる身体の酸化。
それを食い止める効果が期待できるレスベラトロール配合のサプリメントでアンチエイジング生活を始めてみませんか?
若さのチカラについて詳しくは、メーカー公式サイトをチェックしてみてくださいね。
>>>いつまでもサビないカラダ【若さのチカラ】
おつまみで赤ワインの健康効果をアップ!
ワイン×チーズ
この組み合わせは、両方と発酵食品ですね。
ともに、発酵の過程でたんぱく質がアミノ酸に分解にされますが、それぞれ違う成分を持っています。
そのため、両方食べることで、より多くのアミノ酸が摂取できるので、皮膚や内臓、筋肉など全身の代謝をアップすることができます。
ワイン×ナッツ・オリーブ
ナッツとオリーブには、それぞれの油に抗炎症作用があり、ワインには抗酸化作用があるため、動脈硬化予防に最適です。
ワイン×生ハム
生ハムの豚肉には、ビタミンB群が豊富に含まれており、ワインのアルコールの分解を促進してくれる働きがあります。
二日酔い対策にも良さそうですね。
赤ワインは加熱してもOK!
赤ワインは料理の隠し味や、ホットワインとして飲んでもOK。
白澤先生によると、ワインの健康成分は熱に強いため、ポリフェノールもしっかり残るのだそう。
加熱OKであれば、使える範囲も膨らみますよね。
さいごに
今回は、ワインと健康効果についてご紹介してきました。
美味しい上に、健康にいいなんて、かなり嬉しいわ~とひとりで喜んでおります。
みなさんも、ワインを上手に飲んで健康な生活に役立てましょう!
スポンサーリンク