女性の永遠のテーマとも言える“若返り”。
10歳、20歳も若く見られる必要はなくても、やっぱりいつまでも元気に若々しくありたい…と思うのは女性共通の思い。
アンチエイジング(若返り)と言えば、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか?
メイク?
基礎化粧品?
食事?
美容に詳しい女性であれば、プラセンタなどを積極的に摂取している人もいるかも知れませんね。
今回は、自然な若返りを自分の中のホルモンで叶えるお話しです。
そこで鍵となってくるのが『成長ホルモン(HGH)』。
この分泌量で、見た目はもちろん、身体の内側の若さや老いが左右されるんです。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!
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目次
成長ホルモンって、そもそもなに?
成長ホルモンは減り続ける
成長ホルモン(HGH)とは、その名の通り、骨に働きかけて人の成長を促すホルモンのこと。
成長ホルモンの血液濃度は、13~17歳がピークで、その後20歳を過ぎたころから低下していきます。
そして、25歳から30歳にかけて急激に減り、30歳以降は10年ごとに約25%ずつ減っていくと言われています。
もともと成長ホルモン療法は、その分泌が少ないために十分な身長へと成長しない小人症の人のために、治療として用いられてきた背景があります。
ですが、今ではその成長ホルモンは美容面でも効果が認められているのです。
活力アップ・若返りに効果
アメリカでの研究によると、成長ホルモンは脂肪を燃焼させる効果を初めとして、肌の弾力やスタミナ、前向きな思考、記憶力、視力など、様々な面で効果があることが判明しました。
それ以来、活力と若返りのカギとして、成長ホルモンを補充する療法がさかんに行われています。
成長ホルモンの効果は実にさまざま!
成長ホルモンには、実に多くの効果があることが認められています。
体力面・美容面・精神面・身体面に驚きの効果がありますので、それぞれを詳しく見ていきましょう。
体力面での効果
まずは、体力面での成長ホルモンの効果です。
- 筋肉強化、筋肉発達
- エネルギーとスタミナ増加
- 性機能改善、持久力アップ
体全身にハリが出るように感じられ、日々の疲労を軽減することが出来ます。
女性だけでなく、男性にも効果的です。
美容面での効果
女性にとって、やはり注目すべきは美容面!
身体の様々なパーツでアンチエイジング効果が期待出来ます。
- 皮膚弾力の増加
- 脂肪減少
- シワ減少
- 消化機能改善、熟睡による肌荒れ解消
- 発毛効果(新しい髪の毛が生えて太くなる)
どれも年齢とともに魅力が低下してしまうパーツですよね。
もう『年だから仕方がない…』と諦める必要はないんです。
精神面での効果
マイナス思考が止まらない、前向きな気持ちになれなくなってきた…というのも実は成長ホルモンの減少が原因かもしれません。
成長ホルモンは、精神面でも若さ・活力を取り戻してくれます。
- 健全な生活とポジティブな生き方
- 更年期症状の減少
- 情緒の安定
身体面での効果
身体の悩みは人それぞれ。
その悩みも、成長ホルモンが改善してくれるかもしれませんよ。
- 関節の柔軟性を回復
- 夜尿回数の減少
- 不規則な生理周期の改善
- バストアップ効果
- 更年期症状の減少
- 骨粗しょう症の改善
- 視力強化
- 免疫性の増加
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成長ホルモンの分泌をアップする3つの方法
成長ホルモンの凄い効果は分かったけれど、成長ホルモンはどうやって増やせばいいの?
という疑問が湧いてきますよね。
では、実際に成長ホルモンをアップさせる方法を3つご紹介したいと思います。
美容外科で成長ホルモンを投与する
一番手っ取り早いのは、美容外科で成長ホルモンを直接投与してもらうこと。
日本では、一部の美容外科で成長ホルモンの投与の受けられます。
成長ホルモンの投与を行っている美容外科の多くは、インスリン注射のようにペン型の注射器で患者自身で投与する形をとっています。
皮下注射なので、筋肉注射や血管内注射よりも比較的簡単に投与することができます。
ただし、1カ月分で10万円前後の料金がかかるので、継続するには費用面での負担が大きいです。
また、成長ホルモンの直接投与ということも考え、安全面からも定期的な検査を行う必要があります。
質の良い睡眠で成長ホルモンの分泌を促す
この方法は、もっとも自然でお金のかからない方法です。
成長ホルモンは、睡眠中に脳下垂体前葉と呼ばれる場所から分泌されるホルモンでもあります。
そのため、深い眠りにつくことで、成長ホルモンをしっかり分泌させる必要があるのです。
夜更かしをして明け方眠りにつく…なんて成長ホルモンの分泌が妨げられてしまうので避けましょう。
就寝前1~2時間前からは、パソコンやスマホを見ずに過ごしてください。
出来れば、テレビも消して、穏やかな時間を過ごすように心がけましょう。
また、遅くても24時よりも前に眠ることで、眠りホルモンのメラトニンの分泌が高まります。
そうすることで、成長ホルモンもたっぷりと分泌されるので、早めの就寝を心掛けてくださいね。
さいごに
今回は、成長ホルモンについてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
日々の積み重ねとは分かっていても、私たちはどうしてもすぐに結果が出て欲しいと思いがちです。
でも、これからの長い年月を思えば、今から行動することでまったく遅くはないんです。
1年後、数年後、そして10年後の自分に自信が持てるように、今から成長ホルモンを味方につけるようにしましょう!
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