天気が悪い日に、頭がズキズキ痛んだり、体がだる重くなったりしませんか?
ある調査では、女性の3人に1人が天気が悪い日に体調不良を起こす、という結果が出ています。
私も、雨や曇りの日に偏頭痛が起きたり、前日にちゃんと寝たにも関わらず、一日中眠気に襲われることがあります…。
健康的な美しさを保つためには、毎日元気に過ごしたいですよね。
そこで、今回は、天気が悪い日に女性を悩ませる、低気圧が原因の体調不良についてお話ししていきたいと思います。
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目次
低気圧で体調不良になりやすいかチェックしよう
- 偏頭痛持ち
- 毎日起床、入眠時間、食事の時間がバラバラ
- ストレスが多い
- 運動不足
- アルコール、タバコを頻繁に摂取する
- 湯船に浸からず、シャワーで済ませることが多い
- 冷え性
ちなみに私は6個も当てはまっていました…。
毎日の生活習慣や食習慣で、天気の変化による影響を受けやすくなるんですね。
低気圧で体調不良になる原因
血管が広がって頭痛が起きる
雨や曇りの日は低気圧になり、人間の体にも影響を与えます。
低気圧になると、体にかかる圧力が小さくなり、血管が広がりやすくなるのです。
血管が広がると、脳にある大きな神経を刺激し、痛みを発生させます。
低気圧時に感じる頭痛は、偏頭痛と似た症状を起こし、悪化すると吐き気をもよおすこともあります。
- 低気圧で起こる頭痛の症状…心臓が脈を打つようにズキズキと痛む、ニオイや光、音に敏感になる、胃がムカついて吐き気を催すなど
肩こり、首こりは筋肉の緊張が原因
低気圧になると、血圧が下がります。
血圧とは、血液を心臓から全身に送り込むポンプ作用のようなもので、血圧が下がると全身に血液が行き届きにくくなるのです。
血行不良になると、筋肉がカチカチにこり固まり、肩や首がだる重く感じます。
私も雨の日や曇りの日は、特に肩や首が重く感じることが多いので、いつも以上に疲れやすくなります…。
ボーッとする、眠気が増すのは脳が酸素不足になっているサイン
低気圧は空気中の酸素を少なくさせます。
呼吸で取り込める酸素が少ないと、脳が酸素不足になるため、集中力が下がってボーッとしたり、眠気を感じやすくなるのです。
自律神経が乱れる
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つがバランスを保ちながら働いています。
- 交感神経:やる気スイッチ
- 副交感神経:リラックスモード
それぞれ体を活動的にしたり、リラックス状態にすることで、健康状態をコントロールするのですが、低気圧になると、副交感神経が活発になります。
自律神経は、どちらかが過剰に働くのではなく、シーソーのようにバランスを変えながら働くのが正常です。
低気圧によって副交感神経が過剰に働き続けると、リラックスを通り越して頭がボーッとしたり、眠くなったり、全身がだるくなったりと、不調を起こします。
細胞の水分が染み出してむくみが発生
低気圧時は体の細胞や血液内に含まれる水分が、外に染み出しやすくなります。
水分が染み出すと、皮膚の下に溜まり、むくみとなるのです。
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低気圧による体調不良を改善する方法
頭痛が起きそうになったら早めに薬を飲む
痛み止めは効果が出るまで30分〜60分かかるため、痛みが発生する前に飲むと効果的です。
頭に鈍い痛みを感じ始めたら、早めに薬を飲みましょう。
痛みがピークを迎える前に薬が効き、痛みを抑えられます。
マッサージ、ストレッチで不調をリセット!
耳をほぐして血流アップ!頭痛、肩・首こり緩和
耳には頭痛や肩こり、自律神経を整えるツボが集中しています。
一つ一つのツボを刺激するには時間がかかりますが、耳を引っ張ったりほぐすだけでも、ツボが刺激されます。
- 耳たぶを上中下の3つのパートに分けて強めに引っ張る。(3セット)
- 耳を前に10秒たたみ、上下に10秒たたむ。
- 耳たぶの裏にあるくぼみを3秒押して緩める。(3セット)息を吐きながら押し、緩めるときに息を吸うと刺激が伝わりやすくなります。
- 5本の指で耳をつかみ、円を描くようにグルグルマッサージする。
喉ストレッチで酸素を取り込みやすくする
首回りの筋肉がこっていると、喉周りが緊張状態になって取り込める酸素量が少なくなってしまいます。
低気圧の時はこまめに喉ストレッチをして、スムーズな呼吸で酸素をしっかり取り込みましょう。
- 鎖骨の中央を押さえるように両手を合わせる。
- 手で鎖骨下に向けて力を入れながら、顔を上げて喉を少しずつ伸ばす。
- 2の状態で20秒深呼吸したら、ゆっくり頭を右に傾け、首筋をストレッチする。反対側も同様に。
アロマの香りで自律神経を整える
外出先ならアロマの小瓶を携帯し、定期的に香りを嗅いでリラックス。
自宅では、アロマオイル使用可能な加湿器やキャンドルを使用して、ゆったりくつろぎましょう。
低気圧の時は副交感神経が働いている分、やる気モードが低くなります。
ヒノキやペパーミントなどは、神経を活性化させてやる気を回復させる作用があります。
仕事には活性化系のアロマ、自宅ではラベンダーやスイートオレンジなど、リラックス系のアロマを使用し、香りを使い分けましょう。
低気圧で体調不良になる前にできる予防法
気圧の変化で体調を崩しやすい方は、毎日気圧の変化をチェックしましょう。
翌日に気圧が急に変化する予報が出ていれば、あらかじめ自律神経を整えるアロマを用意したり、ストレッチやマッサージで血流を促進させ、きっちり予防します。
気圧チェックにオススメのツールが、無料アプリの「頭痛ーる」。
私も使っているのですが、気圧の変化が時間ごとにグラフになって表示されています。
気圧が急激に変化する時間帯がパッと見てわかりやすい!
私は毎朝、毎晩気圧をチェックして、気圧が低くなる時はあらかじめゆっくり入浴したり、マッサージやストレッチをして体を整えておくようにしています。
おかげさまで、頭痛や肩こりが起きることが少なくなりました。
まとめ
天気が悪い日の体調不良は、仕事や家事など、色々なことに影響を与える厄介なもの。
体調を崩しやすい方は、天気が悪くなる前に体調不良を予防しておくことが大切です。
日頃の生活習慣を整えたり、気圧をチェックしてマッサージやストレッチをしたり、色々な方法で対策しましょう。
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