2月8日放送のテレビ朝日『モーニングショー』で特集された、『大評判の新肩こり対処法!筋膜リリースとは?』について詳しくご紹介します!
みなさん、肩こりに悩まされていませんか?
実は、この時期が一番肩こりが悪化しやすい季節なのだそう。
肩こりの改善を諦めている、長年悩んでいるから改善できっこない!と思っている方にオススメなのが、筋膜リリース。
長年肩こりに悩んでいた人でもスッキリ改善できる体操なのだとか。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!
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目次
あなたの肩こり改善方法…実は効果なし!?
今回、筋膜リリースについて詳しく解説してくださったのは、首都大学東京教授の竹井仁先生。
肩こりの対処法として、あなたは何をしていますか?
ストレッチやマッサージをしてみたり、整体や鍼に通っている方も多いかも知れませんね。
ですがこれらの改善方法は、一時的に良くなっても肩こりが継続してある…という人も。
竹井先生によると、これらの対処法はいいのですが、筋肉をほぐすだけでは根本的解決にはならないのだそう。
循環が良くなって一時的には良くなっても、効果が継続しないのです。
筋膜リリースを知ろう!
自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド [ 竹井仁 ] |
筋膜ってそもそも何?
現在、コリの解消法として医学会で注目されているのが、筋膜リリース。
筋膜とは、筋肉を包んで正しい位置に固定する伸縮性のある膜のこと。
筋肉は元々繊維状のものの集まりで、それをまとめる役割をしているのが筋膜です。
竹井先生によると、この筋膜がコリの原因になっているのだそう。
筋肉をほぐせばコリが取れる…というのは誤解なんですね。
コリの8割の原因は筋膜だった!
実は、コリの8割は筋膜のよじれが原因なのです。
11月頃から寒くなり始めると、身体が縮こまりがちになり、厚着になりますよね。
そうすると、2月頃には縮こまっていたり、服の重みで身体の負担がピークになります。
つまり、2月には筋膜のよじれがピークになるのです。
筋膜は筋肉の表面だけでなく、筋肉繊維の中にまで入りこんでいます。
筋膜がよじれると中の筋肉まで動きが悪くなり、これがコリの原因となるのです。
マッサージや鍼では、この筋膜ではなく筋肉にのみ影響を与えています。
ですが、筋膜はよじれたままなので元に戻ってしまい、結局根本的な解決にはならないのです。
筋膜をリリース=ほぐすことでコリを改善
竹井先生によると、筋肉ではなく筋膜をほぐすことがコリを改善するポイントになるのだそう。
竹井先生が考案した筋膜リリースでは、肩こりが改善した人が多くいるのだそう。
長年肩こりに悩んでいたという50代の主婦の方は、1分程度の体操を3セット続けた結果30年ぶりに背中の後ろで両手がついたのだとか!
これは、チャレンジしてみる価値ありですよね。
筋膜リリース体操のやり方は?
では、筋膜リリースを実際に行ってみましょう。
痛みを感じたら、少し緩めるようにしましょう。
それでも効果があるそうですよ。
平泳ぎほぐし
- イスに座る
- 両腕を肩の高さで前に伸ばして押し出して(背中が曲がらないように)20秒間キープ
- ひじを肩の高さのまま後ろに引いて20秒間キープ
- ひじを少し内側に入れ、ひじの高さを保ったまま肩甲骨を起こすイメージで手をあげて20秒間キープ
- 1日3セットを目安に行う
2の動きは、背骨から肩甲骨が離れるようなイメージで行いましょう。
4の動きでは、腰を反らさないようにお腹に力を入れてください。
シェーほぐし
- 右手は頭の後ろ、左手は背中の後ろにして肩甲骨をまわすイメージで20秒間キープ
- 右足を左足の前にクロスし、体を左に倒して20秒間キープ
- 左肩に鼻を近づけて20秒間キープ
- 左右で1日3セットが目安
ひっかかるな~というところで無理をせずにストップさせるのがコツです。
また、左右で動かしやすさに差がある場合は、動かしにくい方を少し長めにやってください。
バレリーナほぐし
- 右足を一歩前に出して右ひじを前に出し、左手は後ろに。
- 右手を上に、左手を下に伸ばして30秒間キープ
- 2の状態のまま上体を左にねじって30秒間キープ
- 左右で1日3セットを目安に行う
筋膜リリースのやり方がよく分からない…
自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド [ 竹井仁 ] |
イマイチ筋膜リリースの方法が分からないという方、じっくり取り組みたいという方は、竹井仁先生の著書『自分でできる!筋膜リリースパーフェクトガイド』を手元に置いておくのがおすすめ。
今回竹井先生が紹介してくださった体操以外に、様々な悩みを改善する筋膜リリース法が掲載されています。
図解もあって分かりやすいので、ぜひトライしてみてくださいね!
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