2月22日放送のTBS『私の何がイケないの?』で紹介された、『芸能人の更年期障害克服SP』について詳しくお伝えします!
女性にとって、誰もがやってくる更年期。
その時期を出来れば快適に過ごしたいと願うのは当たり前ですよね。
でも、最近なんかおかしいな…と感じている方も多いのではないのでしょうか。
今回の番組は、更年期障害の症状や、その原因、対策方法が紹介されましたよ。
では、さっそく詳しく見ていきましょう !
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目次
そもそも更年期障害って何?
女性なら、気になる“更年期”。
さまざまな症状があったり、年を重ねると起きるもの…という漠然とした知識はあるものの、具体的なことを知らない方も多いのでは?
更年期とは、主に45歳から55歳頃の時期を指します。
この閉経前の時期の女性は、ホルモンバランスの乱れによって身体的、精神的に不調になることが多くなります。
このホルモンバランスの乱れによっておこる様々な症状を総称して更年期障害と呼びます。
更年期に入った女性の約6割が不快症状を抱えているとも言われているのです。
これって更年期障害?症状をチェック!
最近、なんとなく調子が悪い、気分がすぐれない…と感じることはありませんか?
更年期障害の症状は、実に多岐に渡るため見極めるのも難しいのが事実です。
ですが、更年期障害を放置してしまうと、悪化した場合うつ状態になってしまう女性も少なくありません。
更年期障害の主な症状が紹介されていましたので、自分に当てはまるものはないか、見ていきましょう。
身体のほてり
身体の内側がポッポする、運動をしていないのに身体が熱く感じることはありませんか?
これは、更年期障害の症状のひとつ、『ホットフラッシュ』の可能性があります。
更年期症状として有名なので、聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
このホットフラッシュは、自律神経のバランスが乱れることによって起きやすくなります。
自律神経は私たちの体温調節を担っているので、ここが乱れると体温のコントロールが出来ずに高熱が出ることも。
ホットフラッシュは運動もしていないにも関わらず、のぼせたり顔や首が熱くなってくる症状です。
突然、毛穴から滝のような汗が出たり、突然少しの刺激だけで鼻血が出てしまう場合もあるのだそう。
乾燥肌
年齢とともに気になってくるのが乾燥肌ですよね。
顔だけでなく、指先までカサカサになっている人も多いのでは。
この乾燥肌も、更年期症状の症状として出ることもあります。
更年期障害による乾燥肌は、女性ホルモンのひとつ“エストロゲン”の減少が原因。
指や顔など部分的なカサつきの場合は、特に心配はいりません。
ですが、全身に乾燥の症状が起こる場合は、このエストロゲン不足の可能性が高いです。
また、身体の表面だけでなく、口の中が乾くドライマウスや、目が乾燥して開けられないドライアイなど、粘膜系にも症状が出るのが更年期障害による乾燥の特徴になります。
これらの症状がいくつか当てはまる場合は、更年期障害を疑ったほうがいいようです。
顔のたるみ・ほうれい線
年齢を重ねるごとに気になってくる顔のたるみや、口もとのほうれい線。
これらは、更年期障害の症状ではありません。
ですが、ここで注意してもらいたいのが“ストレス”を感じてしまうこと。
自分の老化を悩み、ストレスを感じてしまうことを“エイジングストレス”と言います。
肌のシワやたるみ、体力の衰えなどは、誰にでも訪れるものですよね。
ですが、その老化を受け入れられず不安に陥ってしまう女性も多いのだとか。
このように、エイジングストレスを日々感じどんどん溜まることで、さらに肌に悪影響を及ぼしてしまうという悪循環になってしまうこともあるのです。
『自分はもう若くないから…』とふさぎ込み、人に会ったり外出の頻度が減る女性も。
最悪の場合は、うつ状態になってしまうこともあるのです。
特に、若かった頃の自分と今の自分を必要以上に比べてしまう神経質な女性は、この状態になりやすいので注意が必要です。
抜け毛・薄毛
抜け毛や薄毛が気になる…という女性も今増えてきています。
これも、更年期障害の症状のひとつと考えられます。
女性ホルモン“エストロゲン”の減少が、抜け毛や頭皮コンディションの悪化を引き起こすと考えられています。
女性ホルモンの急激な低下によって起こる抜け毛ですが、更年期障害による抜け毛の特徴はその抜け方です。
この場合の抜け方は、部分的に髪の毛が抜けるのではなく、髪全体のボリュームが減ります。
脱毛の対策が出来ないうちに、脱毛が進行してしまう場合もあります。
尿漏れ、頻尿
尿漏れや頻尿などの尿トラブルも更年期障害として出てきます。
これは、女性ホルモン“エストロゲン”の減少で尿道周辺を支えている骨盤底筋が緩むことで起こりやすくなります。
症状が進んでしまうと、歩いたり、階段の昇り降りだけでも尿漏れになってしまうことも。
また、更年期障害と一緒に併発することでさらに尿トラブルを引き起こしやすいのが、“膀胱炎”と“肥満”。
膀胱炎は、頻尿になりやすいという症状があるので、更年期障害を疑う前に一度膀胱炎を疑ったほうがいいかもしれません。
また、肥満も頻尿や尿漏れを起こしやすくする要因になりやすいのです。
体内についている脂肪が、膀胱を圧迫することで、頻尿や尿漏れの症状が出ることもあります。
更年期世代が1日に行くトイレの回数は、多くても10回程度です。
これよりも回数が多い場合は、エストロゲンの減少によって自律神経の乱れによって、膀胱が過度に収縮している可能性もあります。
物忘れ
物忘れも、更年期障害のひとつの症状として考えられるものです。
更年期のホルモンバランスの乱れにより、集中力の低下が起こりやすくなることで起きる“物忘れ”。
初期症状としては、鍵をどこに置いたか分からない、目当てのものを買い忘れる…などがあります。
これらは、更年期障害の典型的な症状と言えます。
ここで、最も注意してほしいのが『認知症による物忘れ』との区別。
例えば、トイレで用を足したあとに、流し忘れた時の対応です。
更年期障害の物忘れの場合は、流し忘れた時にその場で流し忘れに気が付きます。
これが認知症による物忘れの場合は、トイレに行ったこと自体を忘れています。
軽度の物忘れだと思っていた場合でも、認知症の初期症状だったケースもあるのだとか。
ちょっと怖いですよね…。
イライラ
相手に悪気がないのが分かりつつも、イライラしてしまうのも更年期障害の症状のひとつ。
女性ホルモンのエストロゲンには、気持ちを和らげる作用があります。
それが加齢とともに減少することで、イライラしてしまうことが増えてくるのです。
さらに、自律神経が乱れることで感情のコントロールがきかなくなってきてしまいます。
これまで気にならなかったことでも、イライラしがちになります。
イライラを溜めこみやすい人にこの症状が出やすい傾向があるので、注意が必要です。
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意外な場面でもイライラするのも更年期障害
更年期障害の症状として、一番厄介とも言える“イライラ”。
このイライラ、自分でも思いもよらないことが原因で引き起こされている場合もあるそうです。
番組では、更年期障害に悩む細川ふみえさんを検証していましたよ。
泣くこともストレスでイライラの原因に
更年期において、泣くという行為自体がストレスを感じる要因になりやすくなります。
ストレス発散にいいんじゃないの?と思いがちですが、更年期障害の場合は違うようです。
更年期障害の症状で、感情のコントロールが難しくなると、泣いてしまった後に『なんであの時泣いてしまったんだろう…』と自己嫌悪に陥ってしまうことも。
泣くことで気が滅入ってしまい、どんどんイライラしてしまうことに繋がってしまうのです。
初対面の人との会話もイライラの原因に
普段、イライラを表に出さない人は、人に対して気をつかい過ぎてしまう傾向があります。
その相手が初対面の人だとなおさらです。
初対面の人に対して、相手を喜ばせようと気を遣うことでイライラしてしまうことも。
他人に触られるのもイライラの原因に
人に身体の一部を触られる行為も、更年期の女性にとってはかなりのストレスになります。
細川さんは、仕事柄メイクさんに触られることに慣れてはいるものの、やはりイライラが溜まりやすいのだとか。
一般女性でも、美容室などで触られるのもストレスに感じやすい場所になりますね。
他人からの褒め言葉もイライラの原因に
先ほども出てきた、“エイジングストレス”がこの原因になっています。
容姿が衰え、コンプレックスに感じている更年女性が褒め言葉をかけられると、過度にイライラしてしまうことも。
更年期イライラの共通点は人と接している時!
更年期でイライラしてしまうのは、人と接している時が多いのだそう。
これは、人と会話するときに交感神経が高ぶってしまうことが原因です。
相手のことを考えたり、時間を気にしたりすることでイライラしてしまうのです。
イライラ解消には“貧乏ゆすり&ため息”!
人と接することで起こるイライラ。
ですが、日常生活を送るうえでは、人と接することなしに生活するのはムリですよね。
では、どうすればイライラを解消することが出来るのでしょうか?
小林暁子先生によると、簡単にイライラを解消するのにオススメなのが、“貧乏ゆすり”。
身体の一部を一定のリズムで動かすことで、交感神経が安定するのだそう。
もう一つ、イライラ解消に効果的なのが、“ため息”。
イギリスの科学誌Natureにて、息を吐くときに倍の時間をかけるとリラックスすることが出来るというデータが発表されたのだそう。
“1:2呼吸法”と言い、4拍で息を吸って、倍の8拍で息を吐くようにします。
イライラっときたら、貧乏ゆすりとため息で乗り切っちゃいましょう!
更年期女性のためのサプリメントを活用してみて
ホルモン治療や投薬はちょっと…という方には、今サプリメントが注目されています。
日々の生活の中でサプリメントを取り入れることで、毎日を過ごしやすくしていくのが目的になります。
キッコーマン“からだ想い 基本のサプリ”
こちらは、醤油メーカーでおなじみのキッコーマンが開発した、更年期女性向けのサプリメント。40代からの女性のために、大豆を研究し続けているキッコーマンが提案しているのが『からだ想い』基本のサプリ。
大豆イソフラボンアグリコンや、ぶどう種子ポリフェノールなど、女性には嬉しい4つの成分を配合。高品質の成分をバランスよく配合しているため、からだ想い「基本のサプリ」で手軽に更年期ケアすることが出来ます。
さいごに
いかがでしたか?
更年期障害、他人ごとではないな…と正直感じました。
一度きりの人生ですから、やはり快適に過ごしていきたいものですよね。
普段から、自分の不調を見逃さないようにすることも大切だなと感じました。
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