女性によってさまざまな症状があるPMS(月経前症候群)。身体的な症状も辛いですが、それよりも辛いのは人間関係にまで悪影響を与えてしまうことかも知れません。
女性の中には、生理前になると彼氏とケンカ続きになってしまったり、なかには別れを切り出してしまうことまで!毎月くる生理のたびに、こんなことを繰り返したくない、彼氏にこれ以上嫌な思いをさせたくない…と思っていても、その泥沼からはい上がることが出来ないでいる女性も多いのです。
そこで今回は、あなたとパートナーがPMSで左右されることのない、良い関係が続く方法を4つご紹介したいと思います。
スポンサーリンク
目次
生理前に情緒不安定になる理由を彼に知ってもらおう
まずは、あなたの気分が不安定になっているのは、PMS(月経前症候群)が原因であるということを、パートナーの彼氏や旦那さんに伝えましょう。
私たち女性にとって「当たり前」のことでも、ほとんどの男性はこのPMSという存在を知りません。
『女は生理前に情緒不安定になる生き物だ』という知識は多少あっても、PMS(月経前症候群)という言葉や、それが原因で病院を受診する必要がある女性までいる、という事実まではなかなか知らない男性も多いのが現実なんです。
生理前の話し合いは絶対にNG!
でも、彼氏にこの話をするのは、生理前は避けてくださいね。男性は女性と違って、感情で共感することは少なく、理論的な話に共感する性質があります。
ですから、あなたが生理前の情緒不安定な時期にその話を切り出すと、パートナーが『へ~。』といったような簡単なリアクションで終わった場合、私たち女性は怒りがこみあげてきてしまいます。
残念ながら、生理の話を積極的に聞いてくれる男性というのは少数派です。男性たちは、『生理=聞いてはいけないもの。知ってはいけないもの。』というものが、無意識のうちに刷り込まれています。
生理開始後、または生理が終わってあなたの気持ちが安定してきた時に、『あのね…』と話しを切り出してみてください。あなた自身も、落ち着いて、感情的にならずに話すことができるはずです。
PMSの期間(生理前の数日間)は彼氏と距離をとる
PMSの症状が出る期間には個人差があります。PMSは女性ホルモンの変動によって起こるもので、 生理開始の1週間前からの人もいれば、2日前くらいの直前という人まで。
出来れば、この時期は彼氏と距離をとりましょう。この距離というのは「精神的」にも「物理的」にもという意味です。
私は結婚していますので、もちろん同じ家で暮らしています。でも、PMSが酷いと感じていたときは、『ごめん、そろそろ生理前です!』と宣言するのが合図になっていました。その合図が出たら、違う部屋で各自好きなことをして過ごします。
夫はリビングでテレビや読書、ゲーム。私は寝室でボディケアやストレッチ、ネットサーフィンなど…。極力お互いに干渉しないようにします。
距離をとるというのは、お互いの信頼関係の上で成り立っている部分が大きいです。この提案をしてきたのは夫からでした。最初それを聞いた時は、『はぁ!?私のこと好きじゃないの!?家庭内別居したいの!?』と、ケンカ腰でしたが(笑)
けれど、今となってはそれでお互い必要ないケンカをすることもなくなったわけです。特に私の場合は、昼間の疲れが出てくるのもあるのか、夜になるとPMSの症状が悪化していました。
そして、仕事から疲れて帰ってきた夫とケンカ。お互いの気持ちがすり減るだけで、いいことなんて一つもありません。
そして、朝になればPMSの症状も少しは落ち着くので、またニコニコ会話が楽しめます。24時間のうち、調子がよくなる時間もあると思うので、その時にパートナーと会話やスキンシップ、電話、メールなどを楽しめば、距離をとる時期でも寂しくはないと思いますよ。
スポンサーリンク
彼氏にPMSを改善しようと努力している姿を見せる
PMSを言い訳にしていると…
これが、私が一番みなさんにしてほしい行動です。
私自身、PMSでイライラしているときに、『生理前なの!だからあなたに八つ当たりしてもいいの!』みたいな暴言を夫にぶつけていました。
言い返されたら、『私のことなんて好きじゃないんだ!私なんていらないんでしょ!離婚してやる!!』と大声で泣きわめく…。
心が許せる相手だからこそ、傷つけてやりたいという衝動にかられていました。
いやぁ…今思うと、かなりイタイ女ですよね…恥ずかしい…。本心じゃないと分かっていても、毎月こんな取り乱し方をしていたら、いくら好きな彼女や奥さんでも引きますよね、男性は。
夫も最初のうちは理解しようと努力してくれていたけれど、我慢しきれなくなっていました。『PMSを言い訳にするな!』と最後は怒鳴られました。
そりゃ、怒って当たり前ですよね。毎月、強制的にサンドバッグ役にさせられていたんですから。普段感情的にならない夫が耐えられなくなって言った言葉が、とても衝撃的でした。
それからは、PMSについて書かれた本を読んだり、婦人科を受診して薬を処方してもらったり、毎日2~3杯飲んでいるコーヒーを生理開始1週間前には飲むのを控えたり…。(コーヒーなどに入っているカフェインは、PMSの症状を悪化させる作用があります。)
そんな行動をとりはじめた私を見て、夫も協力的になってきました。たしかに、PMSは本当に辛いです。精神的にも肉体的にも。
でも、体感することができないあなたのパートナーは、想像でしかそれを分かってあげられませんよね。
生理前の情緒不安定を男性が理解できないのは「当たり前」
『男はPMSの苦しみなど分からない』のが当たり前。ホルモンバランスが乱れるから…と聞いても、なんのこっちゃと思う男性も少なくないです。
ですが、そのPMSという言葉の上にあぐらをかいているだけでは、あなたのパートナーだってイライラしてしまいます。男は理論的な生物なので、『PMSが苦しい=治るように努力すればいい』と考えるからです。辛い辛いとばかり言って、治そうとしないのは男性は理解しがたいわけです。
彼女が治そうと頑張っている姿を見れば、頑張ってるんだな、おれも協力できればしてやろうかな、PMSについて詳しく聞こうかな、と思ってくれるようになります。
女性ホルモンに働きかけるスキンケアでPMS対策
こちらのラ・ミューテ美肌セットは、私が実際にPMS対策で使用しているスキンケアアイテムです。生理前は心の不安定さに加えて、肌状態も敏感になったり、乾燥気味もしくは脂っぽくなったりと不安定になりがち。
このラ・ミューテのスキンケアアイテムは、どれも純国産の高級ダマスクローズウォータを配合し、女性ホルモンに働きかけながら心と肌をケアすることを目的としています。
ローズのアロマは女性ホルモンに効果が期待できる香りとして有名ですが、肌の調子を整える働きもあるんです。
PMSのイライラ対策として使用し始めた私ですが、イライラだけでなく生理前の吹き出物が出ないなど、効果を実感しています。
夫も、『今回は被害がなかったー!』と、使用直後の生理時に感動していました^^;
ラ・ミューテ美肌セットについては、姉妹サイト『ルナビジュ』で詳しくレビューしていますので、ぜひ参考にしてみてください。>>>【ラミューテ体験レポ】女性ホルモン対策スキンケアの効果は?30代女子がお試し!
詳しくは、メーカー公式ホームページをチェックしてみてくださいね。
>>>敏感肌を外側からも内側からも整える、女性ホルモン着目化粧品【ラ・ミューテ美肌セット】
さいごに
PMSは、改善できる症状です。私自身は、これまで漢方とピルで改善してきました。今現在はピルを服用しており、PMSとはほぼ無縁の生活を送れるようになりました。
自分の心を守るためというより、周りの大切な人の心を守るために、改善しなければいけないと思ったのがきっかけになっています。PMSで苦しんでいるのはあなただけではなく、あなたの大切なパートナーも苦しんでいるかもしれません。
この記事が少しでもみなさんのお役に立てることを祈っています。
スポンサーリンク