8月4日放送のフジテレビ『ノンストップ!NONSTOP!』で紹介された、『自己流ダイエットの落とし穴!糖質制限ダイエット…トラブルの原因に?』
夏になってくると気になるのが、自分の体型。
ダイエットを頑張っている人もいるのではないでしょうか。
今回、番組ではダイエットの落とし穴について紹介されました。
自己流でのダイエットで危険な目にあった人もいるのだとか。
ダイエットの失敗から学んで、上手にダイエットを成功させましょう!
スポンサーリンク
目次
糖質制限ダイエットの自己流は危険!
2カ月で10キロ減→リバウンドで15キロ増
今回、自己流ダイエットが招く危険性について解説してくださったのは、肥満治療専門『北星クリニック』の島野雄実先生。
番組では、自己流の糖質制限ダイエットで身体に変化が起きたという62歳の女性が登場しました。
彼女は糖質制限ダイエットで、2カ月で10キロもの減量に成功しました。
ですが、その後も満足せずに、糖質制限ダイエットを続けました。
その結果、知人からも指摘されるほど顔がやつれ、顔のシワが深くなってしまいます。
そして、気力もわかなくなってしまい、めまいも起こるようになり家事が滞ってしまうように。
糖質制限ダイエットをやめた後、1年で15キロもリバウンドしてしまいました。
極端な糖質制限は脳に悪影響
島野先生によると、しっかりした知識があれば糖質制限ダイエットは危ないものではないのだそう。
ただし、糖質を完全にゼロにしてしまうなど、極端な糖質制限を行った場合はリスクが高くなるのだとか。
極端な糖質制限を行った場合、脳に悪影響があると島野先生は指摘します。
めまいやふらつき、無気力などが起こってしまうのです。
炭水化物=糖質は、最後にブドウ糖に変化します。
ブドウ糖は脳のエネルギー源として非常に大切なものです。
ブドウ糖が減ると、脳が危険信号をだして、めまいやふらつき、無気力などが起こるのです。
極端な糖質制限は水分不足を招く!
また、極端な糖質制限は水分不足を招くと島野先生は指摘します。
炭水化物を減らす場合、多くの人がご飯を減らすことが多いようです。
ご飯には、水分が多く含まれているので、それがなくなると同時に摂取する水分量も減ることになります。
脱水、水不足から夏場はめまいが起きる人も多くなるのだそう。
水分が減った分、体重が落ちたように感じる場合もあるので、注意が必要です。
隠れメタボで痩せにくい身体に
急激に体重を落とした場合、減っているのは筋肉です。
そこでリバウンドしてしまうと、増えるのは脂肪。
筋肉は減って、脂肪が増えると、隠れ肥満になってしまいます。
筋肉が落ちてしまうことで、基礎代謝も落ちてしまい、かえって太りやすい体になってしまうのです。
そのため、リバウンドもしやすくなるという悪循環になってしまいます。
身体から悪臭がする
極端な糖質制限ダイエットを行うと、体臭がきつくなることがあります。
エネルギー源がなくなることで、身体はケトン体というものをエネルギーとして使い始めます。
このケトン体はニオイを発する物質なので、体からそのニオイが出てしまうのです。
死亡リスクが高まる可能性が
日本糖尿病学会では、極端な糖質制限をすることで、今まで以上に他の食べ物を取ることで結果的に悪玉コレステロールを増やすことが指摘されています。
動脈硬化や糖尿病、血管障害などが起こるリスクが高くなることが判明しています。
糖質制限ダイエットを成功させる秘訣!
2週間炭水化物を半分にして我慢
島野先生によると、糖質制限ダイエットを成功させるためには、白米なら今食べている量の半分にすることからスタートするのがオススメなのだそう。
2週間我慢できれば、人間の脳が慣れてきます。
炭水化物が減って辛いと感じていても、2週間後には気にならなくなるのだそう。
3食すべてに糖質は入れて
効果を早く得たいがために、極端に糖質を減らすことはやめましょう。
島野先生によると、糖質制限ダイエットを成功させるためには、3食すべてに糖質を入れることなのだそう。
それまでの白米を半分にしたものを、それぞれ3食食べることがポイントです。
1食抜いたり、極端に減らすとお腹が減って、暴飲暴食につながってしまいます。
スポンサーリンク