10月14日放送の日本テレビ『スッキリ!!』で紹介された、『患者が大行列!予約殺到の頭痛専門外来』について詳しくお伝えします!
今回番組では、秋に女性患者が増えるという頭痛について特集されました。
その原因と対処法、そして頭痛外来について紹介されていました。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!
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目次
頭痛専門外来ってなに?
片頭痛はなぜ起こる?
片頭痛は一般的に、不規則な睡眠や睡眠不足、ホルモンバランスの乱れによる体調変化が原因です。
また、光や音、におい、気温の変化や気圧の変化など外からの刺激からストレスを感じて起こることも。
人はストレスを感じると、それを抑えようと脳の血管にセロトニンという脳内物質が放出されます。
セロトニンの働きによって、脳の血管が一気に縮まります。
そして、セロトニンが出尽くすと、今度は逆に血管が広がります。
この血管の拡張が脳に張り巡らされた神経を圧迫し、痛みが発生します。
そして脳は興奮状態となり、片頭痛が起きてしまいます。
頭痛外来では“興奮しにくい脳”に変える
今回、頭痛について詳しく解説してくださったのは、汐留シティセンターセントラルクリニック頭痛外来の清水俊彦先生。
清水先生は頭痛にまつわる著書を数多く出している頭痛のスペシャリスト。
清水先生は、1日約250人もの患者さんを1人で診察しています。
清水先生の病院へやってくる患者さんの多くは、30~50代の女性がほとんどなのだそう。
清水先生のクリニックでは、脳波を測定します。
清水先生によると、通常は光の刺激は目から視神経を通して、脳の後ろにある後頭葉で感知し、そこで終わります。
ですが、片頭痛の強い人は、脳の前の方まで刺激が波及してくのだそう。
片頭痛の場合は、脳が敏感になっている人が多いので、その状態を脳波で測定するのです。
正常な脳波は全体的に波が穏やかになりますが、片頭痛の脳葉は脳の前も後ろも興奮状態になります。
清水先生の頭痛治療では、興奮しやすい脳を興奮しにくい脳に変えることがポイントになってくるのだそう。
頭痛治療は継続が必要
清水先生のクリニックでは投薬をします、その効果がどれくらい現れたか、それによって薬を減らすことが出来るかどうかを判断するため、脳波の検査を数か月後に再度実施します。
そして、どこまで改善したかを見ることによって、薬を減らす・やめる判断をしていくことになります。
通常、頭痛の治療は1回のみでは終わらずに、継続することで症状が改善していきます。
秋は太陽の光に要注意!
空気が澄んでいる秋
片頭痛に悩む人にとって、最も注意すべきなのは光の刺激です。
特に、秋こそ要注意なのが太陽の光だと、清水先生は警告します。
秋は空気が澄んでいるため、太陽の光が意外と強い場合があるのです。
外出時は日光を避ける服装を
頭痛を予防するためには、外出時にはサングラスや帽子、日傘をするように心がけましょう。
また、片頭痛が起きた場合は、遮光カーテンで部屋を暗くすると楽になるので試してみましょう。
片頭痛に効果的な食べ物はコレ!
マグネシウム・ビタミンB2を積極的に摂取
清水先生によると、片頭痛を予防する成分として有効なのが、マグネシウムとビタミンB2なのだそう。
マグネシウムは血管を安定させ、ビタミンB2は脳の興奮を抑える働きがあります。
この2つが比較的多く含まれているのが和食。
具体的な食材は、次にまとめてありますので、参考にしてください。
マグネシウムが豊富な食材
血管を安定させるマグネシウムを多く含む食材として、清水先生がオススメするのがゴマやワカメです。
ビタミンB2が豊富な食材
脳の興奮を抑えるビタミンB2が豊富に含まれている食材として、清水先生がオススメする食材が、卵・納豆・牛乳です。
子供でも片頭痛になることも!
ブルーライトが頭痛の原因に
最近、清水先生の外来では子供の患者数も増えてきています。
その頭痛の多くが、ブルーライトが原因の頭痛なのだとか。
タブレットやスマートフォン、パソコンなどから出る光をブルーライトと呼びます。
このブルーライトは脳を刺激し、頭痛を引き起こすことがあるのです。
特に子供は、ブルーライトが原因の頭痛が多いのだそう。
子供がタブレットやスマートフォンなどを使用する場合、明るいところで出来るだけ30分くらいで止めるようにしましょう。
片頭痛は遺伝する!
子供の頭痛の原因には、ブルーライトの他にも『親からの遺伝』が原因の場合も。
清水先生によると、母親から遺伝する率が7割だと言われているのだそう。
片頭痛を持つ子供は、以下のような特徴があるそうです。
- 少し落ち着きがない
- 寝相が悪い
- 寝言をよく言う
- 歯ぎしりをする
子供にこれらの症状があり、母親が頭痛に悩んでいる場合は、専門医に相談したほうが良いとのことです。
子どもの頃から脳を慣れさせる必要も
清水先生の外来では、2種類の薬が処方されます。
脳の興奮を抑えて頭痛を予防する薬と、頭痛が起きた時に痛みを抑える薬です。
種類や量は、症状や年齢によって細かく調整されます。
清水先生によると、片頭痛の治療は小さいうちから始めたほうが良いのだそう。
子供のうちから脳を少しづつ慣らしてあげ、過剰に脳が興奮しないように治療すれば、大人になってから頭痛は酷くならないのだとか。
病気のサインが“頭痛”の場合も
椎骨動脈解離(ついこつどうみゃくかいり)
清水先生のクリニックでは、頭痛だと思って来院した女性患者が重大な病気と判明した例もあります。
その病名は、椎骨動脈解離。
椎骨動脈とは、首の骨から脳の後ろへと入る左右1本ずつの血管のこと。
首の周りに強い衝撃が加わると、この椎骨動脈の血管がダメージを負い、その周辺が激しい頭痛に襲われます。
誤診されるケースも
この椎骨動脈解離でやっかいなのが、誤診されやすいという点です。
よく寝違えや、頚椎ねん挫と診断されることが多いのだとか。
きちんとした検査を受けないと分からないのです。
放っておくと命の危険も
大概の患者さんは、経過観察しているうちに自然に治まってくると清水先生は言います。
ですが、放っておくとくも膜下出血や脳梗塞などの危険があり、命に関わる場合もあります。
清水先生のクリニックでは、少しでも異常を感じれば詳しい検査を行うのだそう。
細かい脳の変化をデータで分析することで、1人1人の症状を的確に見極めているんですね。
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さいごに
頭痛の原因・予防についてお話ししてきましたがいかがでしたか?
私も、気圧の変化で頭痛になりやすいタイプで、台風が来る予報が出せるほどです^^;
頭痛薬ばかりに頼るだけでなく、普段の生活習慣でもある程度は予防できそうですね。
私は夏場だけなのですが、日常的に頭痛がある人は、一度頭痛外来に行ってみるというのもいいかもしれません。
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