3月7日放送の日本テレビ『スッキリ!!』内のコーナー『週刊からだニュース』で紹介された、『高血圧の恐怖!突然死を引き起こすサイレントキラー』について詳しくお伝えします!
健康の指標にもなる血圧ですが、みなさんその意味はご存知でしょうか。
高血圧はなんとなく体に良くない…というイメージ程度の方も多いのではないでしょうか。
そんな認識の方は特に要注意ですよ!
突然私たちの命を奪うこともある、高血圧。
知らなかった!でけでは済みませんよね。
今回は、高血圧の恐ろしさと、その対策方法が紹介されていましたよ。
では、さっそく詳しく見ていきましょう!
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目次
そもそも血圧ってなに?
上の血圧・下の血圧の意味は?
今回、高血圧について詳しく解説してくださったのは、高血圧研究の第一人者でもある東京女子医科大学日暮里クリニックの渡辺尚彦医師。
そもそも、血圧とはどういったものを指すのでしょうか。
みなさんもご存知の通り、心臓から動脈の方に向かって血液が送り出されますよね。
この時の、動脈の中の血液の圧力を“血圧”と呼びます。
血圧を測定したときに、上の血圧・下の血圧と呼ぶ数値がありますよね。
この上の血圧は、心臓がぎゅっと縮んで、血液が動脈に勢いよく出ていくときにかかる圧力のことです。
反対に、心臓が膨らんで血液の勢いが緩まるときの圧力のことを、下の血圧と言います。
高血圧の数値の目安は?
WHO(世界保健機構)の基準によると、上が140、下が90の数値が、どちらか一方でも超えると高血圧と診断されます。
自分の血圧の状態を定期的に計測することが大切になります。
高血圧=サイレントキラー!
高血圧には自覚症状なし
渡辺先生によると、高血圧の怖さは知らず知らずのうちに、様々な病気を引き起こしてしまうのだそう。
このことから、別名“サイレントキラー”とも呼ばれているのだとか。
高血圧の場合、それまで症状が一切なくとも、いきなり脳出血や脳梗塞などの病気を引き起こしてしまいます。
これはかなり怖いですよね。
そもそも、高血圧自体には自覚症状はほとんどありません。
しかし、放置してしまうことで血管がどんどん硬くなり、脳の血管が詰まる脳梗塞や、心臓の血管が詰まる心筋梗塞といった重大な病をある日突然引き起こしてしまうため、サイレントキラーと呼ばれているのです。
3人に1人が高血圧!
渡辺先生によると、日本には約4300万人もの高血圧患者がいるのだそう。
実に日本人の3人に1人が高血圧であるという計算になります。
高血圧の治療法としては、血圧を下げる降圧薬を服用したり、減塩に努めたりすることが一般的です。
ですが、降圧薬は妊婦さんなど、人によっては使用できない場合もあります。
また、減塩に気をつけた食生活を送っていても、日々目標値に抑えるというのはとても難しいものです。
渡辺先生によると、それ以外にも高血圧を改善する方法があるのだそう。
それについては、次項でご紹介していきます。
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高血圧対策を実践してみよう
では、高血圧を手軽に改善できる方法を見ていきましょう。
渡辺先生おススメの改善方法は、以下の3つです。
ツボ“合谷”を刺激して高血圧改善!
合谷(ごうこく)というのは、人差し指と親指の間の三角形の部分にあるツボのこと。
上の写真の星マークのところが合谷の場所です。
ここを、反対側の指で挟んで押してみましょう。
押してみて痛みを感じる場合は、筋肉がそれだけ硬直していると考えられます。
最初は痛みを感じても、刺激しているうちに痛みが和らいでくるので心配はいりません。
合谷を刺激することで、上半身がポカポカ温かくなってくるのを実感してくると思います。
渡辺先生によると、この合谷を刺激することで、末梢の血管が広がり血流が改善します。
それによって、血圧が下がる効果があるそうです。
ご家族に押してもらってもいいですし、自分で押してももちろんOK。
左右の手を交互に5分ずつ押しましょう。
1日2回ほどを目安に刺激することで、高血圧の改善に期待できるそうですよ。
いつでもどこでも出来るので、手軽に出来そうですですね。
ふくらはぎパンパン法で高血圧改善!
次に渡辺先生が教えてくださった高血圧改善法は、“ふくらはぎパンパン法”。
これをすることで、血圧を低下させることが出来るそうです。
ふくらはぎパンパン法のやり方は、手のひらでふくらはぎを下の方から上に向かって叩いていくだけです。
このふくらはぎパンパン法は、なぜ高血圧の改善に効果的なのでしょうか。
人間の身体は、重力の影響によって下半身に血液の大部分が集まってしまいます。
特に高血圧の人は、血管が硬くなっているためより下半身に血液が集中しやすくなっているのです。
その状態の血液を、腎臓に送り返すためのポンプの役割をしてくれるのが、ふくらはぎです。
このふくらはぎをパンパン叩くことで、血管が広がり血流が改善されるため血圧が下がる、ということなんですね。
1回につき5分ほど行ってください。
1日に2回が目安になります。毎日継続することが大切です。
先ほどのツボ“合谷”で上半身の血流、“ふくらはぎパンパン法”で下半身の血流を改善できるので、この2つを組み合わせて行うのがオススメです。
また、“貧乏ゆすり”も高血圧改善には効果的です。
この貧乏ゆすりもふくらはぎを刺激するため、血液の循環を促す働きがあります。
※足に病気等がある方は、医師と相談の上行ってください。
ぶどうジュースで高血圧改善!
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近年、海外の研究により、一酸化窒素が血管の組織の中に多く発生すると血管が柔らかくなって広がり、血流が良くなり血圧が下がるということが分かってきたのだそう。
この一酸化窒素を多く発生させるのに適しているのが、“ぶどうジュース”なのだそう。
ぶどうジュースには、ポリフェノールが多く含まれています。
このポリフェノールという成分が、一酸化窒素の発生を促進させる作用があるのです。
1日200ccを目安に飲むようにしましょう。
その際は、100%のぶどうジュースを選んでくださいね。
ポリフェノールと聞くと、赤ワインのイメージもありますよね。
もちろん、赤ワインにもポリフェノールが豊富に含まれています。
ですが、アルコールの働きで血圧が反対に上がってしまうので避けましょう。
さいごに
いかがでしたか?
高血圧、気が付かないうちに進んでいるってこと、あるそうですよね。
今回紹介された改善方法を普段の習慣づけにすることが大切なようです。
みなさんも、高血圧改善習慣、チャレンジしてみてくださいね!
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