12月21日放送のフジテレビ情報番組『バイキング』内のコーナー『ひるたつ』で紹介された、“名医が忠告!病気になる5つの習慣…歯磨きの後に口をすすぎ過ぎると虫歯に!?…寝るときに電気を消して真っ暗にしないと肥満に!?…”について、詳しくお伝えしちゃいます!
普段、何気なくしている自分の行動で、病気の元凶になってしまうこともあるのだとか。
生活習慣を少し変えるだけで、病気を防ぐことが出来ればいいですよね。
今回解説していただいたのは、医療ジャーナリスト・医学博士の森田豊医師、消化器病専門医の大竹真一郎医師、内科医の大谷義夫医師の3名の先生方。
病気になりやすい習慣ワースト5とは、どのようなものなのでしょうか?
では、さっそく詳しくみていきましょう!
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目次
5位:入浴中にムダ毛処理をすると乾燥肌に!
大切な角質層まで削れちゃう!
入浴中は肌がふやけて、柔らかくなっている状態。
その状態でカミソリでムダ毛処理をしてしまうと、肌の保湿に必要な角質層まで一緒に削ってしまうことに。
入浴中のムダ毛処理をしている女性は多いですよね。
乾燥肌に悩んでいる方は、もしかすると入浴中のムダ毛処理が原因かも知れませんよ。
カミソリに細菌が繁殖して肌トラブルに!
お風呂場にカミソリを置いている方はいませんか?
お風呂は湿度がどうしても高くなってしまいがち。
そのような環境にカミソリを置いておくと、カミソリの刃に細菌が増殖してしまいます。
細菌が繁殖したカミソリでムダ毛を処理をしてしまうと、肌トラブルが起こってしまっても当たり前。
湿気の多いお風呂場にカミソリを置いておくのはやめましょう。
入浴10分後のムダ毛処理がオススメ
入浴後10分経つと、肌がキレイで、皮膚や毛も適度に柔らかい状態になります。
その時に、ムダ毛処理をすることで、乾燥肌や肌トラブルを防ぐことが出来ます。
処理後は、保湿ケアをすることを忘れずに!
4位:歯磨きの後、よく口をすすぐと虫歯になる!
歯磨き粉のフッ素が流れてしまう!
歯磨き粉には、フッ素が含まれています。
このフッ素は、歯のエナメル質を守って、虫歯を防ぐ効果があります。
ですが、フッ素入りの歯磨き粉を使っていても、歯磨き後に何度も口の中をすすぐと、このフッ素が洗い流されてしまいます。
それにより、歯のエナメル質を守る働きが弱ってしまうため、虫歯になりやすくなってしまうのだとか。
すすぎは1回だけするのがオススメ
虫歯になるのを防ぐためには、すすぎを1回だけで止めることがオススメです。
すすぎ回数によって、口腔内のフッ素濃度はかなり変わってきます。
歯磨き後のすすぎを2回した場合の濃度は、すすぎを1回だけしたときの半分のフッ素濃度に。
4回すすぎをした場合は、さらに減ってしまうとか。
すすぎは1回で十分だと覚えておきましょう!
3位:寝る時に部屋を真っ暗にしないと肥満に!
睡眠中に光があると睡眠リズムが崩れてしまう
奈良県立医科大学の研究で、暗い部屋で寝ている人と、明るい部屋で寝ている人の肥満症の発症リスクを比較したところ、後者は前者に比べて1.9倍もの発症リスクが分かったそうです。
オックスフォード大学の研究でも、同じような結果が出たそうです。
光と睡眠は非常に関係の深いもの。
朝、私たちは光を浴びることによって、脳が目覚めます。
ですが、この光を睡眠中に浴びてしまうと、脳の睡眠リズムが乱れてしまいます。
その結果、レプチンと呼ばれる脳内物質の分泌が乱れ、肥満につながってしまいます。
レプチンは『満腹ホルモン』とも言われる脳内物質で、食事の時に満腹感を知らせてくれる働きがあります。
ですが、睡眠中の明かりでレプチンの分泌量が減少してしまうと、食欲に影響を与えてしまうことに。
いくら食べても、なかなか満腹を感じにくくなってしまうこともあるのだとか。
その結果、肥満になりやすくなるというワケなんですね。
真っ暗だと眠れない人はどうしたらいい?
おすすめは、『アイマスク』と『フットライト』。
小さいお子さんがいる方、ペットを飼っているという方は、真っ暗にして寝ることが難しい場合もありますよね。
また、真っ暗な環境に不安を感じる方も、この方法を取ってみることをオススメします。
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2位:朝に柑橘類を食べるとシミ・くすみが出来る!
柑橘類には日焼けしやすい成分が!
紫外線を受けると、メラニンが分泌され、それによって肌の日焼けが起こることは有名ですよね。
柑橘類にはソラレンという物質が含まれています。
このソラレンには、通常よりもメラニンを多く分泌する作用があり、それが原因でシミやくすみになってしまいます。
ソラレンは紫外線に反応するため、夕方以降に柑橘類を食べるのがオススメです。
朝、柑橘類を含んだスムージーを飲んでいる方も、紫外線を浴びる出勤や通学前には避けた方がベターですよ。
ソラレンを多く含む食材とは?
【柑橘類】
- みかん
- オレンジ
- グレープフルーツ
- レモン
【その他】
- セロリ
- じゃがいも
- キュウリ
これらが、メラニンの分泌を増やしてしまうソラレンが多く含まれる食材になります。
これらの食材を、朝ごはんに食べるのは避けた方がいいかもしれません。
ソラレンが少ない食材とは?
【フルーツ】
- りんご
- スイカ
- バナナ
- いちご
【その他】
- 大根
- ごぼう
- レタス
- かぼちゃ
これらの食材には、メラニンの分泌を活発させるソラレンが少ないため、朝食べるのにオススメの食材です。
これらの食材を使ったスムージーなら、朝飲んでもOKですよ。
1位:休日に寝だめすると心血管疾患や糖尿病に!
習慣的な睡眠の変化が病気を引き起こす
今年発表された最新の研究データによると、習慣的な睡眠変化が心血管疾患や糖尿病の原因になることがあるとか。
普段と週末のスケジュールが大きく違ってくると、太りやすくなったり、血糖値が上がりやすくなってしまいます。
医学的な因果関係はまだはっきりしていないものの、普段と違う行動をとることで、体内で分泌されるホルモンのバランスが崩れるためだと考えられているそうです。
眠い時は…15分程度の昼寝がオススメ
どうしても眠い時は、15分程度の昼寝をしてみましょう。
それ以上寝てしまうと、深く眠り過ぎて、体調が優れなくなってしまうこともあるとか。
15分で起きれないよ!と言う人には、昼寝をする前にコーヒーを飲むのがコツ。
コーヒーに含まれるカフェインは、通常15分~20分ほどで効いてきます。
寝る前にカフェインの含まれるコーヒーを飲むことで、15分後にスッキリと目覚めることが出来るようになります。
いっぱい寝たい人は、日曜日の夜に早く寝る!
昼寝をしたくない、昼寝が出来ない、またどうしてもいっぱい寝たいという人には、日曜日の夜に早く寝ることをオススメします。
朝起きる時間が変わらないように、日曜の夜に早く寝ることがオススメです。
寝だめをして、起きた後に調子が悪いのは、朝起きる時間が遅くなってリズムが狂ってしまったことが原因です。
そのため、同じく寝だめをするのにも、日曜日はいつも通り早く起きましょう。
そして、夜に早く寝ることで、月曜日はスッキリと起きることが出来るようになります。
まとめ
いかがでしたか?
毎日している習慣、思わず『あ、私のことだ…』となった人も多いのではないでしょうか?
私もですけど(笑)
では、おさらいです。
- 休日に寝だめをしない…心血管疾患、闘病の予防
- 朝、柑橘類を食べない…シミ・くすみの予防
- 就寝時は部屋を真っ暗にする…肥満の予防
- 歯磨き後のすすぎは1回にする…虫歯の予防
- 入浴中にムダ毛処理はしない…乾燥肌の予防
ということでした。
年内中に、悪習慣とおさらば出来るようにしましょう!
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